2018年F1スペインGPの土曜予選で、レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは5番手だった。
■アストンマーチン・レッドブル・レーシング
マックス・フェルスタッペン 予選=5番手
予選ではライバルたちがエンジンの出力を上げてくることは分かっているから、僕らとしてはできる限り離されないように努力するしかないんだ。
今はターン1からターン4までと、ターン7からターン10までを全開で走るから、このことも考えておく必要がある。まるでストレートがあとふたつできたみたいな状態なので、エンジンパワーに頼る部分が大きくなる。
僕らの場合はロングランが良さそうだから、レースにまだチャンスがあるけれど、土曜日にこれほど離されてしまうのは残念だよ。
それでもアップデートが違いを生み出してくれたのはポジティブなことだし、それが僕らが正しい方向へと進んでいることを証明している。
最後の走行ではターン1で態勢を崩して、プッシュし続けることができなかった。リヤのコントロールを失い、アタックが台無しになってしまった。うまくいっていればあれが僕にとってのベストラップになったかもしれなかったが、それでもトップ3に入るのは無理だっただろう。4番手には届いたかもしれないけどね。それでも5番手だってそれほど悪くはない。
コンディションはとても難しく、コース上は予想不可能な状態で、どのタイヤで行くべきなのか、はっきり分からなかった。スーパーソフトとソフトはパフォーマンスの面でかなり近かったから、予選で方針を選ぶのが簡単ではなかった。
明日走る距離を考えると、ソフトの方が速いみたいだね。通常、ここはオーバーテイクがしやすいコースではないから、勝負はピットストップにかかってくるかもしれない。もしかすると雨が少し降って、状況を混乱させる可能性もある。いずれにしてもベストを尽くして戦うよ。