渡辺一馬が全日本初優勝。カワサキに11年ぶりの優勝もたらす／【順位結果】全日本ロード第3戦オートポリス決勝
2018年05月13日 15:31 AUTOSPORT web
ドライで行われた予選とは打って変わり、決勝日は朝から雨が降り、霧が立ち込める天候。午前中のフリー走行は悪天候による視界不良のため、走行自体がキャンセルに。その後、ピットウオークを挟んでフリー走行、そして12時30分から周回数が15周に減算されて決勝レースがスタートした。
レース序盤にトップ争いを展開したのは、高橋巧（チームHRC）、中須賀克行（ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チーム）、渡辺一樹（ヨシムラ・スズキMOTUL）の3台。しかし、レースの折り返しで後方から追い上げてきた渡辺一馬があっという間に上位陣をとらえる。
渡辺一馬はスリックタイヤを装着していたという情報も入っており、レースをリードしていた高橋巧を猛烈な追い上げで交わすと、単独トップに浮上。そのままカワサキの地元で優勝を飾った。さらに同じくスリックタイヤを装着したらしい松﨑、高橋裕紀（モリワキMOTULレーシング）も渡辺一馬同様にレース終盤での追い上げを見せ、それぞれ表彰台を獲得している。
以下、決勝順位結果。
全日本ロードレース選手権第3戦オートポリス JSB1000決勝順位結果
天候：雨のち曇り 路面：ハーフウエット
Pos.No.RiderTeamMotorcycleTotal Time／Delay111渡辺一馬Kawasaki Team GREENKawasaki ZX-10RR29'29.057215松﨑克哉Kawasaki Team GREENKawasaki ZX-10RR4.581372高橋裕紀MORIWAKI MOTUL RACINGHonda CBR1000RR SP215.54741高橋巧Team HRCHonda CBR1000RRW20.953546星野知也TONE RT SYNCEDGE4413BMW S1000RR22.614626渡辺一樹ヨシムラスズキMOTULSUZUKI GSX-R1000L830.578731津田一磨Team Baby FaceYAMAHA YZF-R132.552834岡村光矩KRP三陽工業&RS－ITOHKawasaki ZX-10RR40.343921中須賀克行YAMAHA FACTORY RACING TEAMYAMAHA YZF-R140.6781022児玉勇太Team KodamaYAMAHA YZF-R141.2881112津田拓也ヨシムラスズキMOTULSUZUKI GSX-R1000L859.89612090秋吉耕佑au・テルルMotoUP RTHonda CBR1000RR SP21'19.612135野左根航汰YAMAHA FACTORY RACING TEAM #5YAMAHA YZF-R11'22.8101414中冨伸一HiTMAN RCKOSHIEN YAMAHAYAMAHA YZF-R11'22.8901535近藤湧也JOYNET GBSレーシングYAMAHAYAMAHA YZF-R11'23.9551623清成龍一MORIWAKI MOTUL RACINGHonda CBR1000RR SP21'24.760177濱原颯道Honda Dream RT 桜井ホンダHonda CBR1000RR SP21'24.9741851ザクワン・ザイディHonda Asia－DreamHonda CBR1000RR SP21'35.4461940小島一浩Honda緑陽会熊本EWC2Honda CBR1000RR1'43.8432071加賀山就臣Team KAGAYAMASUZUKI GSX-R10001'45.8862120日浦大治朗Honda Suzuka Racing TeamHonda CBR1000RR SP21'45.93622634水野涼MuSASHi RT HARC-PRO.HondaHonda CBR1000RR SP21'48.2122375前田恵助YAMALUBE RACING TEAMYAMAHA YZF-R11Lap2490吉田光弘Honda緑陽会熊本レーシングHonda CBR1000RR1Lap2525生形秀之エスパルスドリームレーシング・IAISUZUKI GSX-R10001Lap2670清末尚樹チーム阪神ライディングスクールKawasaki ZX-10RR1Lap2737須貝義行チームスガイレーシングジャパンaprilia RSV4 RF1Lap
以下フィニッシュライン不通過：
-44樋口耕太H.L.O RACINGSUZUKI GSX-R10008Laps
