2018年F1スペインGPの土曜予選で、マクラーレンのフェルナンド・アロンソは8番手だった。
■マクラーレンF1チーム
フェルナンド・アロンソ 予選=8番手
今シーズン初めてQ3に進出することができた。最高の気分だよ。その上、ここはホームグランプリだから、喜びもひとしおだ。
このところ13番グリッドが続いたので、8番手を確保できたのは一歩前進といっていい。トップグループとの差はまだとても大きいから、これを縮める必要がある。それでもここに持ち込んだアップデートすべてが予想どおりの性能を見せているようだし、それは喜ばしいことだ。できるだけ早く新しいパーツを導入し、今の正しい方向に向けて進み続けよう。
毎年僕にとってスペインGPは特別なイベントだ。コースに出ていくたびに大勢のファンからのサポートを感じ、胸がいっぱいになる。ファンはマシンのパフォーマンスを上げることはできなくても、僕らのモチベーションを上げる力を持っている。だからこそ、ここに来るといつもより少しいい走りを見せることができるんだ。
明日はファンにいいレースを披露したい。雨が降る可能性があるから、そうなれば面白いことになるかもしれない。冬のテストで走った時に、ここはウエットコンディションになるとかなり滑りやすいことが分かった。大混乱のレースになる可能性もあるし、それが僕らにとって有利な展開になることもあり得る。
(F1.comのインタビューで)トップ6はレベルが違う。一戦一戦、ギャップを縮めていくしかない。
新しいパーツが予想したとおりの性能とラップタイムをもたらしている。これはポジティブなことだ。ファクトリーのシミュレーションがうまくいっているということだから、どんどん新しいパーツを導入していこう。
このマシンは、本来はここではなく(開幕戦)オーストラリアGPに持ち込むためのパッケージだった。つまり開発が遅れていたということで、そのために序盤戦は苦労した。それでも日曜にはポイントをしっかりつかんだ。運が味方したこともあるし、いいレースができたときもある。でも今後は開発をしっかり推し進めて、毎戦新パーツを用意して戦う必要がある。
ここまでの4戦の平均決勝順位は7位だから、明日もそれを維持できればうれしいね。ファンの応援に応えて、彼らのために明日、いい結果を出したい。