2018年F1スペインGPの土曜予選で、レッドブル・トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは12番手、ブレンドン・ハートレーはFP3で大クラッシュを喫した影響で予選には出場できなかった。
ハートレーは土曜午前のプラクティス終盤、ターン9でスピンを喫し、バリアに激突。マシンが大破したため修理が間に合わず、予選出場はかなわなかった。パワーユニットにも大きなダメージがあり、交換が必要だということだ。
予選に出場しなかったハートレーだが、スチュワードはプラクティスでのタイムを考慮して決勝出走を許可した。ハートレーはグリッド最後尾につく予定。
ガスリーは11番手でQ2に進出、セッション終了間際のアタックで予選総合12番手を獲得した。
■レッドブル・トロロッソ・ホンダ
ホンダF1テクニカルディレクター田辺豊治
ハートレーがFP3でのアクシデントにより予選を走れなかったことは残念でしたが、激しいクラッシュにもかかわらず、彼が無事で明日のレースにも出場できることは幸いでした。
彼のPUは大きなダメージを負っているため、レースに向けて交換します。PUはさくらに戻し、詳細な検査を行う予定です。
ガスリーは予選でいい走りをしてくれたと思います。明日は12番グリッドからいいレースをしてくれるものと期待しています。