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F1 Topic:大クラッシュのハートレーはマシン修復のため予選不参加、ギヤボックス交換も

2018年05月12日 22:21  AUTOSPORT web

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パーテーションでガレージを仕切って、修復作業を行うトロロッソ・ホンダ
スペインGPのフリー走行3回目の終了間際、トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーが大クラッシュを喫した。 

 9コーナーの入口で左側のタイヤをコースからわずかにはみ出してバランスを崩してスピンしたハートレーのマシンは、9コーナーのタイヤやバリアにリヤからクラッシュ。

 ハートレーは自力でマシンから降り、メディカルカーの乗せられて、メディカルセンターで検査を受けたが、トロロッソの広報によれば、「ドライバーは病院に行くことなく、サーキットにいて、予選に向けて準備している」という。

 しかし、問題は大破したマシン。ホンダによれば、「スペアのPUユニットはあるので、交換するのは問題ない」という。今回交換しても年間3基以内なので、ペナルティはない。ただし、ギヤボックスも当然、交換しなければならないため、ギヤボックス交換の5番手降格のペナルティは受けることになる。

 5番手降格のペナルティは受けても、予選に出るには13番手以上のポジションを獲得しないと意味がない。今シーズンのハートレーの予選でのパフォーマンスを考えると、無理に予選に出るよりは、時間をかけてしっかりとマシンを修復し、日曜日のレースを万全の体制で出るという選択肢をトロロッソ・ホンダが採る可能性は十分考えられる。

 果たして、スペインGPの公式予選がスタートする15時。ハートレーはレーシングスーツを脱ぎ、チームウェアに着替えて、モーターホームから出てきた。これでトロロッソ・ホンダはピエール・ガスリー1台だけが予選に参加することとなった。