スタートでは、ポールポジションスタートのオリオラがリード。2番手スタートのラストはわずかに順位を落とし、さらにグランプリコースでロブ・ハフ(フォルクスワーゲン・ゴルフGTI TCR)と接触しコースアウト。地元ドイツのヒーローがまさかのストップを喫してしまう。さらにその混乱の一方で、3番手スタートのグエリエリがトップを奪い、オリオラ、イバン・ミューラー(ヒュンダイi30 N TCR)、ヤン・エルラシェール(ホンダ・シビック・タイプR TCR)、ベルビシュと続く展開となった。
リペアタイムを挟んだ続くレース3は、予選2回目のタイムどおりのグリッドからスタートした。ポールポジションスタートのビョークがトップを守り、ベルビシュ、ミューラー、エルラシェール、ハフ、ノルベルト・ミケリス(ヒュンダイi30 N TCR)と続いていく。ミケリスにはグエリエリが襲いかかり、オーバーテイクを仕掛けていくが、接触によりグエリエリには10秒ペナルティが課せられてしまった。