5月12日、オートポリスで行われた全日本ロードレース選手権第3戦、JSB1000クラスの公式予選を終え、予選トップ3ライダーがセッションを振り返り、決勝への展望を語った。
■中須賀克行/YAMAHA FACTORY RACING TEAM(予選1番手)
「素直にうれしいですね。あんなにタイムも伸びるとは思っていませんでした。条件さえ合えばとは思っていいましたが、1分46秒909は出来すぎかなと思います」
「最初、自分のダッシュの中に46秒9という数字が出たのですが、間違いだろうと思いながら、ピット前を首を振りながら、通過したぐらいだったんです。次の周に戻ってきたら、サインボードに46秒9と出ていたので、ラッキーと思いました。47秒5くらい出ればいいかなと思っていたんで、あんないいタイムが出るとは思っていませんでした」
「Q1の45分間を使いながら、マシンのセットアップも進めることができましたし、明日のレースは天候のこともあってどうなるかわからないですが、予選では自分をしっかりアピールすることができたと思うし、ポールポジションを獲得でき、チームスタッフも喜んでくれたのでよかったです」
「地元なので、いい走りをして、ファンのみなさんの前でしっかりいい結果を残せるように、しっかり頑張りたいなと思います」
■渡辺一樹/ヨシムラスズキMOTUL(予選2番手)
「中須賀選手の1分46秒9というタイムはすごいですね。自分も以前にレコード更新したときは、信じられなかったのですが、そこからさらにコンマ7秒くらい先に行ってますからね」
「ただ、開幕戦以降、バイクのほうの仕上がりもどんどんよくなっていますし、オートポリスはカワサキ時代に走りこんだ経験があり、自分のリズムもありますし、バイクを作り上げる上でも自分の中に一つ基準のあるコースです」
「明日は天候で流れがどう変わるかわかりませんが、頑張ります」
■津田拓也/ヨシムラスズキMOTUL(予選3番手)
「昨日のフリー走行で転倒したこともあり、いい流れが作れなかったのですが、今日の予選で3番手を獲得できたことはポジティブだと思います」
「フロントロウにヨシムラのふたりのライダーが並ぶことができましたし、明日は天気がどうなるかわかりませんが、状況が変わっても全力でトップをねらって行きたいなと思います」