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METガラで厳戒態勢 昨年の“禁煙報道”でガードマンも目を光らす

2018年05月12日 05:02  Techinsight Japan

Techinsight Japan

マドンナも参加したMETガラ、今年は厳重な“取締り”も(画像は『Madonna 2018年5月8日付Instagram「Under The Veil」』のスクリーンショット)
毎年華々しく開催され、マドンナら大勢のセレブ達・著名人達が集う「METガラ」。しかしSNSにハマるセレブ達が、昨年はトイレに集結して自撮りを連発。何名かが喫煙する姿も瞬く間に拡散し、主催者側が激怒したことが伝えられていた。

昨年のMETガラも、毎年と変わらぬ盛大さゆえに米国内外のメディアより高い関心を集めた。しかし当日にはモデルのベラ・ハディッドや女優ダコタ・ジョンソンらがトイレで喫煙、その姿がSNSにてあっという間に広まる異例の事態が勃発。これは室内での喫煙を禁じるニューヨーク市で違法行為に該当するため、本来であれば罰金の支払いを命じられても仕方がない行為だと批判的に報じられた。

また自撮り・喫煙といった行為が主催側に知られ、ガラ開催を成功させるべく尽力した役員や資金提供者らは怒りを露わにし、「ガラの資金提供者としては、セレブ達のこれら画像を見て侮辱された気持ちでした」「アートコレクションを軽く見ているんです。完全に禁煙状態にしておく必要がある場だというのに。市から罰金支払いを命じられれば良いんですよ」という証言が浮上したことも記憶に新しい。

そして今年はゲスト達に、事前にそういった行動を慎むよう主催者サイドが釘を刺していたという。ある情報筋は『Page Six』の取材に応じ、こう話している。

「ゲストにはこう告げられたんです。ミュージアム内での喫煙は違法だとね。」
「招待状にも書かれていましたよ。そして太い字で『禁煙』とあちこちに提示されていました。」

ガードマン達はトイレの外で煙草のニオイがしないか嗅いでいたといい、見えない場所に煙感知器も複数設置されていたという。

昨年の件については「品がない」と嘆く声も出たというが、今年は大きなトラブルもなく無事にイベントを終えることができたようだ。昨年の喫煙問題で品位や常識を問われたセレブ達、そして大々的なガラを成功させるべく今年も力を注いだ人達は、心底安堵したのではないだろうか。

画像は『Madonna 2018年5月8日付Instagram「Under The Veil」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)