5月10日深夜放送の「夜の巷を徘徊する」(テレビ朝日)でマツコ・デラックスさんが言い放った独身女性へのアドバイスが、ネット上で話題になっている。
同番組はマツコさんが町を歩き、気になる店に入ったり通りすがりの人に話しかけたりするというもの。今回は東京・中野を歩き小さな居酒屋に入った。
周りが芸能人の登場に騒ぐ中、一人だけ落ち着いた様子の女性がいた。そんな彼女にマツコさんは「そんな中、一人冷静でいいと思う。あんたみたいな人が正しいと思う」と評した。
結婚したいなら「男が昔と違うから、女がプライド捨ててガツガツ行かなきゃもう無理」
この女性はマツコさんと同じく千葉県出身で、35歳独身。話の中から進学校の女子高を卒業していることが分かった。女性客の身の上話などを聞く中で、マツコさんは彼女について「頭のいい女子校出てる人って、(彼女みたいに)綺麗に生まれても『女がひとりで生きる意味』みたいなの真面目に考えたりしちゃうのよ」という。
これに対して、女性も笑いながら同意した。「考えちゃったんですよね」という彼女に、35歳はまだ若いと言った上で「1年でいいから『こんな女の生き方嫌だ』って生き方してごらん。そしたらすぐ結婚できるよ」という。
「男に媚びるとか可愛くするとか貪欲に相手を見つけようとかね。そういうのって『かっこ悪いな』とか『はしたない』とか『あたしはそういう女じゃない』とかなっちゃいがちなのよ。頭が良かったりするとなおさら」
「できたら結婚したい」という女性にマツコさんは「じゃあ頑張ってプライドを捨てなさい。今女の人がプライドを捨てないと無理。男の人が昔と違うから女からガツガツ行かなきゃもう無理よ」とコメントした。
「今の自分にガッツリ刺さる」「プライドが高かったことに気づく33歳独女」
しかしマツコさんのアドバイスに周囲の女性からは「えー?」と不服の声が上がった。ツイッターでも「結婚したいなら女がプライドを捨てろとか言うな」という投稿も上がっていたが、それ以上に同意の声が多く寄せられた。
「今の自分にガッツリ刺さる。マツコさんさすがすぎる」
「これちょー判る!暖色系の小花柄の服とか胸元強調する服とか着たら負けとか思う時期もあるよね!」
「自分はプライドが高くないって思ってけど今まで独身でいたのはプライドが高かったと気づく本日33歳を迎えた独女」
しかし「それができたら断然この世の中生きやすくなる。簡単にやってる人もいるけどわたしにとっては難しい」という人も。自分の考えを持って生きてきた女性からすれば、屈辱のように思う人もいるだろう。それでも変わりたいなら一度、腹をくくって「嫌いな女」を演じるのも手かもしれない。