ウイリアムズF1チームのチーフデザイナーを務めたエド・ウッドがチームを離脱したことが分かった。
フェラーリ、ルノーを経てウイリアムズに2006年に加入したウッドは、12年を過ごした同チームを個人的な理由でスペインGPを前に離れたということだ。
昨年よりウイリアムズは技術部門の再編を行っており、メルセデスでエグゼクティブディレクターを務めたパディ・ロウが2017年にチーフテクニカルオフィサーとして加入。フェラーリから空力部門責任者としてディルク・デ・ビアが移籍、今年2月にはマクラーレンF1チームで以前空力責任者を務めていたダグ・マッカーナンが、チーフエンジニアとして起用された。
「エド・ウッドが個人的な理由でウイリアムズを去ることを決めたということを認める」とウイリアムズが発表した。
「チーフデザイナーとしてエドは我々のチームの数々の成功に貢献してきた。FW36とFW37で我々は2014年と2015年にコンストラクターズ選手権3位を獲得することができた」
「エドが12年にわたりハードワークにあたってくれたことにチームから感謝したい。彼の経験、スキル、技術に対する情熱は、ウイリアムズにとって大きな財産だった」
ウイリアムズは今年苦しいシーズンを送っており、ここまでの4戦でわずか4点の獲得にとどまり、ランキング最下位10位に位置している。