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クビカ、F1スペインGPで今季初のフリー走行を担当。チームもフィードバックに期待

2018年05月11日 15:11  AUTOSPORT web

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クビカはスペインGPで今シーズン初めて、フリー走行に出走する
ロバート・クビカはF1スペインGPにおいて、今シーズン初めてウイリアムズのフリー走行を行なう予定となっている。アップデートを施したFW41に関するフィードバックをクビカから得ることを、チームは強く希望している。

 ライバルチームと同様に、カタルニア・サーキットではウイリアムズもランス・ストロールとセルゲイ・シロトキンに、アップデートを施したマシンを用意する。

 スペインGPの前のアゼルバイジャンGPではストロールがポイントを獲得し、2018年開幕3戦におけるチームの期待外れな結果とは対照的に、ポジテイブな成果を達成した。

「バルセロナで最速となったマシンは多くの場合、シーズンのほとんどのレースで最も速さを出せるようになると言われている」とウイリアムズの技術部門トップを務めるパディ・ロウはチームのプレビューで述べた。

「ここは伝統的に、多くのアップデートが投入されるシーズン最初のレースだ。開幕4戦では空輸をしていたが、トラックを使ったロジスティクスに戻すことになるからね」

「このレースにはかなりの規模のアップグレードを持ち込むが、他のほとんどのチームも大きな違いはないだろう」

 クビカにFP1を走行する機会を与えることで、ウイリアムズはFW41について第三者的な貴重な見解を得ることができるほか、ロウも彼の意見を聞くことを望んでいる。

「我々にとって忙しい週末になる。FP1ではセルゲイの代わりにロバート・クビカが走行する。今シーズンに彼が担当する3回のフリー走行のうちの、最初の1回となる」とロウは付け加えた。

「金曜のプログラムは過密だ。ロバートからマシンについてのフィードバックを得るのは興味深いことになるだろう。セルゲイはプレシーズンテストでこのコースで多くの周回を走り込んできたから、走行の機会を失うといったことにはならない」

 日曜決勝の後もF1の10チームすべてがバルセロナに残り、2018年最初のインシーズンテストに参加する。クビカは英国出身の若手ドライバーであるオリバー・ローランドと2日間のテストを分担し、より多くの走行距離を稼ぐことになる。

「レース後には2日間のテストがあり、オフィシャルヤングドライバーのオリバー・ローランドとロバートが走行を担当する」とロウは認めた。

「この2日間ではマシン開発を進展させるための、大規模なプログラムを実施する」