婚活などの場面では、ルックスがイケてない高収入男性とイケてる低収入男性ではイケてない高収入の方がモテる。結婚を意識するようになればなるほど、ルックス重視だった女性も、狙うジャンルをジワジワ変更し出すパターンが多いのだ。
しかし、これが男女逆だと話は若干変わるらしい。先日のガールズちゃんねるに「高収入女性の婚活」という悩み相談のトピックが立ち上がった。トピ主は年収750万。32歳という年齢も結婚相手を探すのに早くないタイミングだが、自身の高めの年収が、婚活で足を引っ張っるのではないかと不安がる。婚活の場には自分より年収の低い男性も多くいるが、
「会社名など伝えると相手が引いてしまうのではないかと悩みます」
と胸中を吐露していた。（文：みゆくらけん）
「女性の稼ぎが多いと嫌とかいうプライド高い男は相手にしなきゃいい」
投稿には多くの反響があり、「高学歴高収入女子が男に敬遠されるのは事実」「男って自分より賢かったり能力高い女には引け目を感じるからね」「引かれるというよりも主さんの稼ぎをあてにしたダメンズが寄ってきそう」などという声が上がっていた。
ただ今回、特に多く目立っていた声は「女性の高収入は不利にならない」というもの。「今時、女性の高収入ってアピールポイントだよね」というコメントにはじまり、
「男性にとっても『自分が養わないと』というプレッシャーが少ないから好まれそう」
「今時の男は、共働き思考だからガッツリ稼いでる人の方がいいって人結構いると思うよ」
「男性も生活に安定を求めるご時世だからね」
などというコメントが多く上がっていた。確かに時代は変わった。堂々と専業主夫を希望する男性も出てきたし、自分より収入が高い女性を素直に尊敬できる「ひねくれていない」男性も増えてきているように思う。お金目当てのヒモ予備軍にだけは捕まらないように注意は必要だが、トピ主が考えているほど女性の高収入はマイナスではないような気がする。仮に出会った男性が収入面でも男のメンツにこだわるタイプなら、縁がなかったと次に行けば良い。集まったコメントでも「女性の稼ぎが多いと嫌とかいうプライド高い男は相手にしなきゃいい」という声は多かった。
「縁遠いのを年収や勤め先のせいにしてない？」
また、トピ主の「高収入だから婚活に不利」という考えが、そもそも問題の本質から目を背けているのでは？という声もチラホラあり、
「主は（結婚に）縁遠いのを年収や勤め先のせいにしてない？」
と厳しい意見を投げかける人もいる。「同じくらいの水準の相手と、（社内恋愛など）自然な出会いは無いの？？」という声もあったが、これに対してトピ主は、職場の事情上恋人を見つけるのは難しい環境にあることと、職場の男性も高収入なため20代半ばで結婚している人がほとんどであることを伝えていた。
多数のコメントを受け、トピ主は後に「今年33になる年なので自分が相手を幸せにする！くらいの気持ちで婚活頑張ります」と宣言している。「高収入は私のアピールポイントです！いざとなったら養えます！」と頼りがいを魅力のひとつとして武器にするのはカッコイイと思う。
ちなみに今回「750万は高収入かどうか」でトピックが荒れ気味だったが、個人的には女性32歳で750万は普通に凄いと思う。
