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マイカー、レンタカー、カーシェア…賢い選択はどれ?「深夜にマイカーで妻を病院へ」「レンタカーなら維持費不要」

2018年05月11日 07:01  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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プラネットは5月10日、車の使用に関する調査の結果を発表した。インターネットで3683人にアンケートを行ったところ、「自分の車を利用している」が53.1%で最も多く、次いで「家族の車を利用している」が21.2%だった。「レンタカー」(4%)、「カーシェアリング」(1.3%)を利用している人はわずかだった。

男女別に見ると、男性では「自分の車を利用している」が66.1%で最も多かったが、女性では「家族の車」が36.4%で、「自分の車」の32.8%を上回っている。

「いつでもどこにでも旅立てる自由がマイカーの価値」

車を使わない人の割合が最も高いのは、東京都(46.4%)だった。2番目は京都府(39.5%)、3番目は大阪府(35.5%)で、大都市圏ほど車を使わない人が多いことがわかる。

一方、石川県では車の利用率が96.9%に上る。福島県でも96.7%、三重県でも95.7%だった。地方ではまだ車が必要不可欠なのだろう。

マイカーを持っている人からは、その魅力について様々なコメントが寄せられている。

「夜中に一人日光の紅葉を見にいった。ガラガラのいろは坂を上り、帰りは紅葉を満喫しながら悠々と下ってくることができた。いつでもどこにでも旅立てる自由がマイカーの価値であることを実感した」(男性・40代)

「深夜、家内の体調が急変したとき、救急車が出払っていて断られたので、マイカーで総合病院へ。間一髪で救命措置にて快復した。もしマイカーがなかったら家内は助からなかったと思いました」(男性・70代以上)

使いたくなった時や緊急時にすぐ使えるのが最大の魅力だ。しかし、「駐車場代、税金、保険、車検、整備修理などお金がかかり過ぎる」(女性・50代)といった維持費の悩みからは逃れられないようだ。

カーシェアリングなら「24時間いつでも借りられる」

レンタカーを使っている人に理由を聞くと、1番多いのは「必要なときだけ利用できるから」(74.7%)だった。2番目に「旅先などで利用・乗り捨てができるから」(56.2%)、3番目に「駐車場や維持費用が不要だから」(34.9%)が続いた。それほど車を使わない人にとって、駐車場などの維持費は大きな負担。使う時だけ借りる方がコストパフォーマンスが良いのだろう。

レンタカー利用者からは、「北海道へ行った際、千歳空港で借り、最終地の札幌でホテルに乗り捨てできたのは便利だった」という声も寄せられている。旅先まで車で行くのは骨が折れるが、レンタカーなら現地で借りられるというメリットもある。

カーシェアを利用する理由も「必要なときだけ利用できる」が87.5%と圧倒的に多い。「購入するより安く利用できる」(52.1%)、「24時間いつでも借りられる」(39.6%)というのも魅力だ。

カーシェアは、車を所有しなくて済む上、レンタカーよりも気軽に借りられるというメリットがある。今後ますます利用者が増えていきそうだ。

出典:株式会社プラネット 意識調査『Fromプラネット』