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『パンク侍、斬られて候』猿将軍は永瀬正敏&主題歌Sex Pistols 特報公開

2018年05月10日 13:11  CINRA.NET

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左から永瀬正敏、大臼延珍ビジュアル ©エイベックス通信放送
映画『パンク侍、斬られて候』に永瀬正敏が出演。あわせて主題歌にSex Pistolsの“Anarchy in the U.K.”が起用されることがわかった。

町田康の小説『パンク侍、斬られて候』を原作にした同作は、浪人・掛十之進を主人公に、10人の男たちによる腹の探り合いと1人の女を巡る恋の行方、猿が語り出す秘密を描く物語。脚本は宮藤官九郎が担当し、監督を石井岳龍が務めた。公開は6月30日。

永瀬正敏は、物語の鍵を握る「将軍の格好をした猿」大臼延珍役で出演。永瀬は「僕は石井監督の作品4回目なんですけど、呼んでいただける度にとても嬉しいです。今回は町田康さんの原作ですし、世の中驚いちゃうんじゃないですかね。カテゴライズできない映画。ニューシネマができるんだと思います」と語っている。また石井監督は、永瀬をキャスティングしたことについて「(大臼役をやるなら)彼しかいない。圧倒的な存在感と演技力で作品の世界観の背骨となる」とコメント。

“Anarchy in the U.K.”は1976年に発表されたSex Pistolsのデビュー曲。石井監督は同曲の起用について「今回はこれしかない。あなーきー・いんざ・行ゆけー!!」とコメントしている。YouTubeでは、大臼延珍が宙を舞うシーンなどが映し出されている主題歌入り特報が公開。大臼の特殊メイクは、特殊メイクアーティストのJIROが手掛けた。なおSex Pistolsの楽曲が日本映画の主題歌に公式使用されるのは今回が初。

さらに5月12日にはオリジナルクリアファイルが付属するムビチケカードを販売開始する。