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ジョニー・デップ、撮影現場でスタッフに暴行寸前? 騒動に監督は「大げさ」

2018年05月10日 05:12  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ジョニー・デップ、ついカッとなった?
映画『LAbryinth(原題)』を撮影中のジョニー・デップ(54)について、「カッとなってロケーションマネージャーに手を出しかけた」という報道が浮上した。このニュースが一気に伝わり、映画のメガホンをとる監督が早速この件に言及。「何かトラブルがあったのか」との憶測が飛び交うなか、真相を明かしている。

日本でも大変人気の高い俳優ジョニー・デップは、現在ブラッド・ファーマン監督がメガホンをとる映画『LAbyrinth』に出演中。その際、あるシーンでジョニーが監督の代わりを務めたとのこと。しかし撮影でロサンゼルスの街を一部封鎖してもらう特別措置をしてもらっていたため、「この時間まで」との期限が近づくなりロケーションマネージャーは「時間切れになりそうです。これでは費用が(予定より)かかってしまいます」と述べたという。するとファーマン監督は「ジョニーに言え」。それにロケーションマネージャーは従ったとみられるが、ジョニーはこれに思わず苛立った可能性がありそうだ。

『Page Six』によると、その際ジョニーは「お前、誰なんだ」「そんなことを俺に言う権利なんか、お前にはないだろう」と激昂。キレた末にパンチを浴びせようとしたものの両者の間には距離がありそれも叶わず、ジョニーはなぜか大金を払うとの条件を提示し「俺の顔を殴れ」と相手に言い放ったというのだ。

この奇妙な報道について、ファーマン監督はすかさずジョニーを擁護、このように語っている。

「ジョニーはプロです。素晴らしい協力者であり、他のアーティスト達のこともしっかりサポートする人です。」
「クルーや周囲の人間を、これ以上ないほどリスペクトして扱いますし。映画制作はストレスのかかる仕事です。このように実際には起こらなかったことが、大げさに語られるものですから。」
「みなさん、(こういう)ストーリーはお好きでしょう。でもそんな話、ひとつもありません。」

というわけで「今回は大事には至らなかった」というのが真相のようだ。しかしジョニーの気性が荒いのは確かのようで、過去にはアンバー・ハード(元妻)の共演者でアンジェリーナ・ジョリーの元夫でもある俳優ビリー・ボブ・ソーントンに激しく嫉妬していたという。アンバーとビリー・ボブの濃厚シーンにキレて暴れた挙句に怪我をし、流血する指先をアンバー所有の絵の具に浸して鏡にこのように書いたことも判明しているのだ。

「主演 ビリー・ボブ&誰とでも寝るアンバー」

アンバーに対してはDV行為もあったとされるジョニーだが周囲の評判はすこぶる良好で、元恋人や友人達もジョニーを擁護したことは記憶に新しい。今回に関しては負傷者が出たという情報もないが、「怒ると歯止めがきかない」という印象は残念ながら強くなってしまった。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)