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“テープははじまりにすぎない” Netflix『13の理由』シーズン2、謎が深まる予告編&場面写真

2018年05月09日 18:51  リアルサウンド

リアルサウンド

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 5月18日より全世界同時オンラインストリーミングされるNetflixオリジナルシリーズ『13の理由』シーズン2より、場面写真と予告編が公開された。


参考:動画はこちら


 本作は、歌手で女優のセレーナ・ゴメスが原作と出会ってから6年以上の歳月をかけ、自らが製作総指揮として映像化を実現させたドラマシリーズ。シーズン1の配信時には、若者たちを縛るスマートフォンやSNSを通した友情、恋愛、人間関係など、現代社会の抱える闇をリアルに映し出した作品として、2017年もっともツイートされたミステリードラマとなるなどSNSをはじめ記録的な反響を生み、全米でエンターテインメントの枠を超えた社会現象となった。


 待望のシーズン2では、ハンナの死の余波に揺れながらも、登場人物たちがそれぞれに傷を癒やし、乗り越えようとする複雑な過程が描かれる。到着した映像の冒頭では、高校生のクレイ(ディラン・ミネット)のロッカーから、“ハンナだけじゃない”と意味深な言葉が書かれたポラロイドが落ちてきて、終わると思っていた苦悩の日々に新たな影を落としはじめる。次々と出てくる一連の不気味なポラロイド写真により、クレイはゾッとするような秘密とそれを隠蔽しようとする陰謀の存在を知ることに。さらに、リバティ高校の面々が裁判の準備を進める中、ハンナのテープに登場したクラスメイトたちの秘密と闇を追い詰める出来事が映し出されていく。


 脚本を執筆したブライアン・ヨーキーは「ハンナを死へと追い詰めてしまった人たちそれぞれにもいろんなストーリーがあることに気付きました。それも知りたいと思ったのでシーズン2を制作しました」とコメント。ヨーキーの言葉通り、到着した映像でも、リバティ高校の生徒だけでなく、教師、カウンセラー、ハンナの母親といった彼女の周りの誰もが、それぞれの想いを抱えて生きている様子が見て取れる。なかでも、クレイは「もう誰も頼らない。自分でやる」となにやら不穏な行動を起こす予感が。クレイを演じたミネットも「ハンナの人生について、シーズン1では明かされなかったことが次々と分かるんだ。ほかのキャラクターについてもより深く掘り下げられているよ」と明かしている。
(リアルサウンド編集部)