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ポルシェジャパン 2018スーパーGT第2戦富士 レースレポート

2018年05月09日 18:51  AUTOSPORT web

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D'station Porsche
プレスインフォメーション
2018年5月05日

D'station Porscheが6位入賞。GULF NAC PORSCHE 911は17位で完走果たす

小山町. ポルシェAGのワークスドライバーのスヴェン・ミューラーが所属し、911 GT3Rで2018年のスーパーGT GT300クラスに参戦するD'station Racing(#7)は、第2戦(富士スピードウェイ)の決勝において、6位入賞を果たしました。同じく911 GT3Rで参戦するGULF NAC PORSCHE 911(#9)は17位で完走しました。

 すでに恒例となったゴールデンウイーク中の開催となる富士スピードウェイでのレースにおいてD’station Porscheは2017年に3位表彰台を獲得し、今シーズンの公式テストでもトップタイムをマークするなど、ポルシェにとって期待が高まるレースだった。迎えた5月3日(木・祝)朝の富士スピードウェイは、雨上がりの濃霧に見舞われてしまい、公式練習が中止となってしまう。

 急遽実施された午後0時50分から30分間の公式練習でD’station Porsche、GULF NAC PORSCHE 911ともに予選に向けて調整を行う。午後2時45分からの公式予選では、D’station Porscheは藤井誠暢がステアリングを握り予選9番手を獲得。一方、石川京侍がアタックしたGULF NAC PORSCHE 911は、20番手グリッドからスタートすることになった。

 5月4日(金・祝)の決勝日は朝から五月晴れに恵まれ、5万5000人もの大観衆サーキットに詰めかける中、午後2時40分に決勝レースの火ぶたが切って落とされた。藤井がスタートを務めたD'station Porscheは、序盤から少しずつポジションを上げるもタイヤのフィーリングがそれほど良くなかったため25周を終えてピットインし、スヴェン・ミューラーに交代する。

 ピットアウトしたミューラーは、交換したタイヤのパフォーマンスも高く、快調なペースで周回を重ねていく。他車のトラブル等もありポジションを上げたミューラーは、44周という長いスティントをこなし69周目を終えてピットへ。規定の2回のピットストップをこなし、ふたたび藤井にステアリングを委ねた。

 藤井はトップ争いをするマシンと同じペースで周回を重ねていくが、前を走るマシンとの差は思うように縮められず、6位でチェッカーを受けた。期待された優勝には手が届かなかったものの、6位入賞は今シーズンのタイトル争いに繋がる結果となった。

 一方、石川がスタートドライバーを務めたGULF NAC PORSCHE 911は、序盤から後方ながら粘り強く順位を入れ替えつつ走行。久保に交代すると、45周という長いスティントをこなしていく。安定したペースで担当スティントを終えた久保はふたたび石川に交代。チェッカーまでステアリングをにぎった石川は17位フィニッシュとなった。

 次のスーパーGTレース 第3戦は、5月20日に三重県の鈴鹿サーキットで決勝レースが行われる予定になっている。

スーパーGT GT300クラス 2018年 第2戦 富士スピードウェイ 結果
1位 No.55 ARTA BMW M6 GT3(102周)
2位 No.31 TOYOTA PRIUS apr GT(102周)
3位 No.11 GAINER TANAX GT-R(102周)



6位 No.7 D'station Porsche(102周)

17位 No.9 GULF NAC PORSCHE 911(101周)