ポルシェはル・マン24時間3連覇を達成したポルシェ919ハイブリッドの“トリビュートツアー”の一環でビッグ・アップルの愛称で知られるニューヨーク市を訪れ、街中で919ハイブリッドを走らせた。
2017年限りでWEC世界耐久選手権のLMP1クラスでの活動を終了したポルシェ。これまでシーズンをともに戦い、数々の栄光を収めてきた戦友である919ハイブリッドのトリビュートツアーを行っている。
先日公開されたツアー第1弾の訪問地は、ベルギーにあるスパ・フランコルシャン。ポルシェはここにパフォーマンスを引き上げた『ポルシェ919ハイブリッドEvo』を持ち込み、非公式ながらコースレコード更新の偉業を成し遂げている。
そんな919ハイブリッドがサーキットではなく、世界的大都市のニューヨークを訪れた。しかも、トラックに乗せられての登場ではなく、実際に公道を走行したのだ。
919ハイブリッドは、ポルシェの市販PHV『ポルシェ・パナメーラ・ターボS E-ハイブリッド』とともにマンハッタンやタイムズスクエア、ブルックリン・ブリッジなど、ニューヨークを象徴するスポットを訪れている。
レーシングカー、それもプロトタイプであるLMP1がニューヨークという大都市を一般車両とともに走行するシーンは驚嘆に値するもの。ゲームなど、想像の世界でしか見られなかった瞬間は必見だ。