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『パンク侍、斬られて候』“猿将軍”は永瀬正敏! 主題歌は邦画史上初のセックス・ピストルズに

2018年05月09日 04:01  リアルサウンド

リアルサウンド

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 6月30日に公開される綾野剛主演映画『パンク侍、斬られて候』の特報映像が公開され、永瀬正敏の出演と、セックス・ピストルズの「アナーキー・イン・ザ・U.K.」が主題歌に決定したことが発表された。


参考:セックス・ピストルズ主題歌も!『パンク侍、斬られて候』特報


 町田康原作の同名小説を宮藤官九郎が脚本化し、『蜜のあわれ』の石井岳龍監督のメガホンにより映画化した本作は、10人の男たちによる腹の探り合いと、1人の女をめぐる恋の行方、そして1匹の猿が語り出す驚きの秘密を描いた物語。主演の綾野をはじめ、北川景子、東出昌大、染谷将太、近藤公園、渋川清彦、若葉竜也、村上淳、浅野忠信、國村隼、豊川悦司らが出演する。


 特報映像では、これまでビジュアルや特報映像で明かされていなかった将軍の格好をした猿・大臼延珍(デウス ノブウズ)役を永瀬が演じていることが明かされている。本作への出演について、永瀬は「僕は石井監督の作品4回目なんですけど、呼んでいただける度にとても嬉しいです。今回は町田康さんの原作ですし、世の中驚いちゃうんじゃないですかね。カテゴライズできない映画。ニューシネマができるんだと思います」とコメント。石井監督は、映画の鍵を握る重要キャラクターである大臼役に永瀬をキャスティングしたことに関し て、「(大臼役をやるなら)彼しかいない。圧倒的な存在感と演技力で作品の世界観の背骨となる」とコメントを寄せており、永瀬への厚い信頼が伺える。なお、特殊メイクはメイクアップアーティストのJIROが手がけている。


 また主題歌には、日本映画の主題歌に初めて公式に使用されるセックス・ピストルズの楽曲「アナーキー・イン・ザ・U.K.」が決定。石井監督は、主題歌の起用について「今回はこれしかない。あなーきー・いんざ・行けー!!」とコメントしている。


(リアルサウンド編集部)