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風間ゆみえ&高濱明洋 夫婦初の共同仕事「マリン フランセーズ」をどう変える?

2018年05月08日 18:53  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

高濱明洋、風間ゆみえ Image by: FASHIONSNAP
ヰノセントが展開する「マリン フランセーズ(LA MARINE FRANCAISE)」が生まれ変わった。新ディレクターには、スタイリストの風間ゆみえと国内外のサーフブランドを手掛ける高濱明洋の夫婦を起用。初の共同仕事だという2人は、創立から20年を経たブランドをどう変えていくのか?


 マリン フランセーズは、昨シーズンから前ナノ・ユニバース社長でヰノセントの親会社キャトルコンフィアンスの藤田浩行代表が指揮をとり、ブランドロゴを刷新するなど新しいブランド像を模索してきた。藤田代表がクリエイティブディレクターを退任することが決まり、これまでヰノセントと親交があったという風間ゆみえと高濱明洋をディレクターに抜擢。新たな体制で、上質で洗練されたカジュアルスタイルを提案していく。
 リブランディングによってメンズウェアを本格的に始動するほか、ロゴを再度変更するなど、ブランドイメージの刷新を図る。「これまでの顧客を大切にしながら、気分があがるようなものを目指した」(風間)というアイテムは、これまでのフレンチやトラッドをベースにしたマリンテイストのワードローブを維持しながら、スリットやカラーリングで"強いイメージ"のデザインに仕上げたという。またヴィジュアルは、風間ゆみえのディレクションにより南フランスで撮影。メンズモデルにウィメンズアイテムを着用させるなど、性別の境界を超えて楽しめることも訴求している。
 現在、マリン フランセーズは17店舗の直営店を構えている。8月から順次、店頭ヴィジュアル等を刷新し、ウェブサイトのリニューアルにも着手する予定。リブランディングを機に、今後はアジア市場での展開拡大を目指す。