女優の石原さとみさん（31）の熱愛が『週刊文春』5月17日号で報じられた。記事によると相手はIT企業SHOWROOM代表取締役社長・前田裕二さん（30）。4月下旬に2人で沖縄旅行をしていたことが分かった。
石原さんの事務所は「プライベートは本人に任せています」といい、前田さんからの回答も得られなかったというが、この報道にネットは騒然としている。
ツイッターでは悲喜こもごもさまざまな声が上がっているが、注目されているのは相手が「IT企業の社長」つまり「起業家」であるという点だ。
「お前らがアイドルに投げた金が石原さとみに行き渡っている」
SHOWROOMが提供するライブ配信サービスでは、配信者に有料ギフトアイテムで「投げ銭」を送ることができる。同サービスではAKB48を始めとしたアイドルのほかモデルや声優らも配信を行っており、課金をする人も多い。そのため、
「お前らがアイドルに投げた金が石原さとみに行き渡っている。幸せすぎる案件じゃないか。石原さとみ、ありがとう」
「ヲタクがアイドルに貢いだお金が、石原さとみとのデートに使われる。なんという世の中の搾取の構図。これはもうヲタクと石原さとみがデートしてるようなもんだろ」
など、ある意味で喜びの声も上がっている。石原さんは昨年、結婚秒読みとも言われていたジャニーズの山下智久さん（33）と破局。次の相手は芸能人ではなく、IT企業の社長であることから
「スタートアップ界隈がざわつく……石原さとみがすごい身近に思えるやんけ！」
「起業家夢ありすぎる」
「石原さとみと旅行行きたいので起業します」
といった声も非常に多く上がっている。
「こういうニュースが1つ出ることの方が、起業家増加に寄与する気がする」
今年4月に報じられた女優の剛力彩芽さん（25）のお相手もZOZOTOWNを運営するスタートトゥデイの代表だ。立て続けに起こった芸能人と起業家の熱愛報道を受け、「有名起業家になって推しメンと熱愛スクープ」を狙う人も少なくはない。
ただ、経産省が2016年に発表した資料によると、2001～2014年にかけて日本の開業率は4～5％を推移。起業活動指数は世界平均10％に対して3.8％に留まっている。
また、ランスタッドが2017年に発表した調査では、日本の労働者の68.9％が「起業したいとは思わない」と回答。18～24歳の若年層で「多くの機会を得るために起業したい」と回答している人は、グローバルでは63.8％なのに対し、日本ではわずか28.3％だ。
そのため、ツイッターでは「色んな取り組みよりも、こういうニュースが1つ出ることの方が起業家増加に寄与する気がする」という声も出ていた。
