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MotoGP:マークVDSが2021年までレース活動継続を表明。2019年の使用マシン発表はなし

2018年05月08日 18:21  AUTOSPORT web

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Moto2クラスにEstrella Galicia 0,0 Marc VDSから参戦するアレックス・マルケス
5月6日、2015年からMotoGPクラスにチームをおくマークVDSレーシング・チームが2021年までレース活動を継続することを発表した。

 マークVDSレーシング・チームはベルギーのレーシングチーム。2010年からMoto2クラスで活動を開始し、2015年にはスペインのビール会社、エストレージャ・ガルシア・0.0と協力関係を結び、最高峰クラスに参戦。ホンダのサテライトチームとして活動している。

 マークVDSは、現在複数のメーカーと交渉中であり、2019年シーズンからは別メーカのマシンを使用することが濃厚とうわさされている。テック3がヤマハを離れ、KTMのマシンを使用するため、ヤマハのサテライトチームが現在空席。スズキもサテライトチーム結成を計画している。

 しかし、マークVDSはスペインGP後、ストラーテンとベルギーのスポンサーとの間でチームの見通しに関するずれが生じていると英AUTOSPORTが報じており、チームの存続も厳しいのではとメディアの間ではうわさされている。

 数々のうわさについて、チーム代表のマーク・ファン・デル・ストラーテンは「私たちが現在取り組んでいるように2021年までレーシング活動を続ける。その私の意向で、私たちがしたいと思っていることだ」とチーム存続の意思を示した。

「MotoGPのパドックとレースファンの皆さん、私は今週末パドックで我々のチームについて多くの噂を聞き、この状況を明確にしたい」

 なお、2019年からマークVDSがどのメーカーから参戦するかについては発表されなかった。