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イデミツ・ホンダ・チーム・アジア 2018MotoGP第4戦スペインGP 決勝レポート

2018年05月08日 15:41  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

長島哲太/イデミツ・ホンダ・チーム・アジア
長島が13位でスペインGPを終える
パウィは18位

2018年5月6日(日)
Rd.04 スペインGP
ヘレス・サーキット
コンディション: ドライ
気温: 23℃ 路面: 36℃

 2018年第4戦スペインGPで、IDEMITSU Honda Team Asiaの長島哲太が13位、チームメートのカイルール・イダム・パウィは23周のレースを18位で完走しました。

 現地時間の午後12時20分(日本時間午後7時20分)にスタートした決勝レースで、長島は序盤に少し順位を下げてしまったものの、安定感の高いラップタイムでポジションを上げ、最終ラップまで激しいバトルを続けて今季初となるポイントを獲得しました。

 一方、パウィはレース後半にはタイヤの消耗と格闘することになりましたが、最終ラップまで粘り強く走り抜きました。

 第5戦フランスGPは、5月18日(金)に走行を開始。Moto2クラスのFP1は現地時間午前10時55分(日本時間午後5時55分)にスタートします。

長島哲太(13位 / 40'00.021 / +26.132)
「スタート直後に1コーナーの立ち上がりでハイサイドしそうになって、一気に集団の中に呑み込まれてしまいました。しかし、その後は落ち着いて走ることができ、最終ラップではグループになっていた2台を抜いて集団のトップでゴールできたのはよかったと思います。ヘレスは最も好きなコースで、そこでポイントを獲れたことを弾みにして、今後のレースでもさらに上位を狙います」

カイルール・イダム・パウィ(18位 / 40'07.723 / +33.834)
「スタートは悪くなく、その後もペースの維持を心がけていたのですが、ラスト5~6周でリアのグリップが落ちてきて、同じ調子で走ることが難しくなりました。今後のレースではこの部分をしっかり改善したいと思います。昨日の問題だったフロントの切れ込みは、チームががんばってくれたおかげで決勝レースでは感じませんでした。次のレースも全力で戦います」

青山博一 チーム監督
「2人とも全力でがんばってくれていたのは、見ていてよく分かりました。順位以上の内容のレースをしてくれたと思います。パウィは、今週はいつもと違った取り組みをしてくれて、前との差が詰まり、自信につながるレースができたと思います。タイヤの消耗に対する対応力を高めていくことが、次の課題です。長島はいいペースで走れていたので、今季初ポイントになりました。彼もまだ課題はありますが、今回はポジティブなレースだったので、次のルマンではさらにモチベーションを高めて、今回以上の走りを目指してほしいです」