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上司がいる飲み会「おごりでも参加したくない」約3割 「全員で割り勘なのに高いものを頼む人がいた」などのトラブルも

2018年05月08日 15:21  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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決済用アプリを提供するpring(プリン)は5月8日、会社の飲み会に関する調査の結果を発表した。調査は、全国の会社員や公務員1200人を対象に実施された。

自分が飲み会の幹事になった場合に、参加者に支払ってもらいたい会費額を聞くと、部長以上には平均1万6186円、一般社員には平均2636円という回答だった。しかし、実際に支払っているのは、部長以上が平均4309円、一般社員では平均3779円となっている。年長者には多めに出してほしいと思っている人が多いものの、実際には、一般社員とあまり変わらない負担額を支払っているようだ。

「お酒を飲まない人に会費の減額を要求された」「誰が支払ってないか分からなくなった」

上司がいる会社の飲み会に参加したいかどうか聞いたところ、「割り勘」の場合は58%が参加したくないと回答した。しかし「おごり」になるとその割合は31%にまで減少する。

男性では、「割り勘」の場合48%が、「おごり」では58%が参加したくないと答えている。男性の場合は、おごられる方が割り勘より嫌なようだ。

一方、女性の場合、参加したくない人の割合は「割り勘」で68%、「おごり」で31%となっている。おごりなら参加してもいいという人が多い。

これまでに経験した支払いに関するトラブルを聞いたところ、「途中で支払わないで帰った人がいた」(32歳男性)「だれが支払ってないかがわからなくなった」(23歳男性)といったコメントが寄せられた。大人数の飲み会の場合、誰が支払ったのかをきちんと管理するのが難しいのだろう。

誰がどれだけ負担するのかを決めるが難しいという声もあった。

「来る時間と帰る時間がバラバラで、全員が納得いく金額に分けるのが難しかった」(24歳女性)
「お酒を飲まない人から会費を減額しろと言われた」(54歳女性)

他には、「全員で割り勘だとわかった時点で高いものを頼む人がいて、値段が高くなった」(40歳男性)と、割り勘であることを悪用する人もいるようだ。