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ウイリアムズF1、シロトキンやアロンソへの裁定に不満、再審議求める

2018年05月08日 10:41  AUTOSPORT web

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2018年F1第4戦アゼルバイジャンGP クラッシュした直後のフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)
ウイリアムズF1チームが、第4戦アゼルバイジャンGPでセルゲイ・シロトキンに対して与えられたペナルティなどについての再審議を求めたことが分かった。

 シロトキンはアゼルバイジャン決勝1周目にセルジオ・ペレスに追突し、接触の全責任がシロトキンにあると判断され、次戦スペインGPでの3グリッド降格とペナルティポイント2というペナルティを受けた。

 ウイリアムズが、この件を含むいくつかのインシデントについての再調査を求めたとロイターが報じた。チームが挙げたのは、シロトキン、ニコ・ヒュルケンベルグ、フェルナンド・アロンソが関連するインシデント、マシンに大きなダメージを受けながらピットまで戻ったアロンソの行動、1周目のエステバン・オコンとキミ・ライコネンのクラッシュ、レース終盤のケビン・マグヌッセンとピエール・ガスリーの事故だ。アロンソはこの一件についてペナルティを受けずに7位でフィニッシュしたが、降格処分を受けることになれば8位のランス・ストロールが繰り上がることになる。

 これらについてのヒアリングは8日にロンドンにてテレビ会議を利用し、バクーのスチュワードやチーム代表らが参加して行われる。新たな証拠が考慮された上で、すでに下された判決を再考する理由があるとみなされた場合には、再検討がこの日のうちに行われる。

 FIA国際協議規則には、新たな要因が発見された場合には裁定についての再審議を行うことが定められている。