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撮影はわずか10日間! 『モリーズ・ゲーム』イドリス・エルバのインタビュー映像公開

2018年05月08日 10:02  リアルサウンド

リアルサウンド

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 5月11日に公開される映画『モリーズ・ゲーム』より、イドリス・エルバのインタビュー映像が公開された。


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 『ソーシャル・ネットワーク』や『スティーブ・ジョブズ』の脚本家アーロン・ソーキンが、自らの脚本で待望の監督デビューを果たした本作は、モーグルのオリンピック候補からエクスクルーシブなポーカールームのオーナーになった、モリー・ブルームの実話の裏側を映画化したもの。『女神の見えざる手』のジェシカ・チャステインが、主人公モリー・ブルームに扮している。


 今回公開されたのは、モリーが頼る清廉潔白な弁護士チャーリー・ジャフィーを演じているイドリス・エルバのインタビュー映像。映像の中でエルバは、本作への出演を決めた理由について、「アーロンは天才脚本家で、ジェシカは名女優だ。僕にとっては挑戦になるけど、アーロンと仕事がしてみたかった。初の監督作に出演できて光栄だよ」と述懐。さらに、「アーロンは現場で、とてもリラックスして見えた。もっと融通が利かない人かと思っていた。セリフの一字一句を気にするとかね。でもそんなことはなく落ち着いていて、僕らが勘をつかめるまで辛抱強く待ってくれた」と現場を振り返る。また、多忙を極めるエルバのスケジュールは限られていたといい、「僕の都合で10日間で撮影する必要があったから、とても濃密な時間だったよ。チャーリーとモリーのシーンは回想シーンが多くて、バラバラに分かれているんだ。過去と現在が混ざって、気が抜けなかった。でもアーロンは最高の監督だった。優しくて面白いしね」と、緊張感に満ちたと撮影だったと明かした。


 一方のチャステインについては、「彼女と共演できて良かった。彼女は様々な役をこなすけど、今までにない役柄だったんじゃないかな。モリー・ブルームは特殊な人物だ。ジェシカはものまねではなく、自分なりの解釈で役に挑んだ。いい演技だ」と、絶賛のコメント。


 最後にエルバは、「アーロン・ソーキンは脚本家として絶好調だ。しかも本作では自ら監督も務めた。観客はモリーの物語に刺激を受けるだろう。思い描いたことを実現させた、心の強い人物だからね。この映画を観るなら、おとぎ話を期待しちゃダメだ。タフで荒っぽいシンデレラなら出てくるけどね」と、本作の魅力を熱弁している。(リアルサウンド編集部)