映画『人魚の眠る家』の「超特報」が公開された。
東野圭吾が2015年に発表した同名小説が原作の『人魚の眠る家』は、娘がプールで溺れて意識不明に陥り、脳死を宣告されるという過酷な状況に見舞われた夫婦が下すある決断と、苦悩を描いた作品。常軌を逸した行動で娘を守り抜こうとする母・播磨薫子役を篠原涼子、娘の悲劇と、離婚寸前だった妻・薫子の行動に苦悩する父・和昌役を西島秀俊が演じる。メガホンを取ったのは堤幸彦。
初公開となる本編映像3カットを含む「超特報」では、東野圭吾の「こんな小説を自分が書いていいのか?今も悩み続けています」というコメントや、物語の舞台となる家が俯瞰で映し出される様子、庭先で眠る少女の姿、薫子の姿と「答えてください。娘を殺したのは、私でしょうか?」というテロップなどが確認できる。公開は11月。
なお今月末に小説『人魚の眠る家』の文庫本が刊行される。