2018 AUTOBACS SUPER GT Round-2 / FUJI GT 500km RACE
17番手スタートから今年初の入賞を果たす
Audi Team Hitotsuyamaは、2018年5月3日、4日、静岡県の富士スピードウェイで開催されたSUPER GT第2戦「FUJI GT 500km RACE」に出場しました。開幕戦の岡山ではマシントラブルによりリタイヤを喫しただけに、なんとしてもポイントを獲得したいと臨んだ富士で、10位入賞を果たすことができました。
▱ 予選 500kmの長距離で行われる第2戦は、第3ドライバーの登録が認められています。Audi Team Hitot-suyamaはレギュラーのリチャード・ライアンと富田竜一郎に加えて、篠原拓朗の3名体制でこの富士のレースに臨みました。
Audi Team Hitotsuyamaは、ライアンがアタックを担当し、セッション後半に叩き出した1分37秒011で8番手のポジションに。ところが、この周回に4輪脱輪があったことからベストタイムが抹消、セッション前半にマークしたセカンドベストの1分37秒644により17番グリッドからのスタートとなってしまいます。「力(りき)みすぎて、レクサスコーナーのアウト側まで使ってしまったということで、ちょっと残念な結果でした。しかし、ポールポジションを獲得したBMW M6 GT3のコンマ5秒落ちというタイムには満足しています。BMWはここ富士では無敵ともいえる速さを持つマシンですから」と、チーム代表の一ツ山亮次は語っています。
予選結果 P1 #55 ARTA BMW M6 GT3 高木真一/ショーン・ウォーキンショー P2 #61 SUBARU BRZ R&D SPORT 井口卓人/山内英輝 P3 #65 LEON CVSTOS AMG 黒澤治樹/蒲生尚弥 P17 #21 Hitotsuyama Audi R8 LMS リチャード・ライアン/富田竜一郎/篠原拓朗
Hitotsuyama Audi R8 LMSのスタートはライアンが担当。「昨日の失敗を自分で取り戻してきてよ、と送り出しました」とはチーム代表の一ツ山亮次。その言葉どおり、17番手スタートのライアンは、オープニングラップに7つポジションを上げて、10位でメインストレートに戻ってきました。この勢いでさらに上位を狙いたいところでしたが、前日の公式予選で使ったタイヤが路面温度やコンディションとうまく合わないのか、アンダーステア傾向が強まり、チームが想定していたよりも約1秒遅いラップタイムでの周回を強いられることに。そのためライアンが駆るHitotsuyama Audi R8 LMSは徐々にポジションを落としていきました。