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本当に「ヲタクに恋は難しい」のか? ヲタクのリアルな恋愛事情を聞いてみました【男性編】

2018年05月06日 13:52  アニメ!アニメ!

アニメ!アニメ!

『ヲタクに恋は難しい』(C)ふじた/一迅社
2018年春、様々なテーマのTVアニメが並ぶ中で、フジテレビ「ノイタミナ」枠で『ヲタクに恋は難しい』という作品が放送されています。隠れ腐女子・重度のゲームヲタ・コスプレイヤー・ライトヲタ……といった“ヲタク”な社会人たちが、アニメやゲームネタを絡めつつ、不器用ながら“ヲタク的な恋”を繰り広げるラブコメです。

しかし、本当に“ヲタクに恋は難しい”のか?
今回アニメ!アニメ!では、「ヲタクに恋は難しいのか?」というお題で【読者の声】を募集し、4月25日(水)~4月30日(月)の期間に547人からの回答を得ました。

結果は……
「難しい」が約64パーセント、「難しくない」が約29パーセント、「わからない」が約7パーセント。

なお、11歳から57歳まで幅広い年代の方からの声が集まった中で、男女比は男性約33パーセント、女性約67パーセントと女性票が多数。
この記事では、男性側の意見をご紹介していきます。

→次のページは「難しい」派の意見

■「難しい」派の意見
(注:「付き合いたいキャラ」の作品名、キャラ名は回答ママで表記)
「2次元の綺麗な恋愛を見過ぎて夢を見がち。リアルの恋愛は本当に難しい……相手(非オタ)の考えてる事が全くわからない!!」
(27歳・サービス業/付き合いたいキャラ=『CLANNAD』藤林杏)


「恋愛経験もなく、アニメの影響で理想と現実のミスマッチが激しいことと、女性とどう接して良いかわからない」
(28歳/付き合いたいキャラ=『君が望む永遠』速瀬水月)


「2次元の理想的な女性像が出来てしまうのでリアルとのギャップがより大きくなってしまいリアルの女性と接する時間が面倒くさいなり趣味の時間を優先したくなる」
(29歳・会社員/付き合いたいキャラ=『Charlotte』友利奈緒)


「現実の女性と付き合う時にかかるお金や時間、労力がもったいないと感じる。そんなことをするよりもゲームや漫画を買って楽しんだり、アニメを見て癒されたり、声優さんの演技力に感動したりするほうがこちらが損をしないし楽しいと思う」
(18歳/付き合いたいキャラ=『ドラゴンクエスト11』マルティナ)


「3次元に恋する暇などない」
(29歳・会社員)


「女の子に対しての偏見を持たれる。 いくら“2次元と3次元は別”と訴えてもなかなか信用してくれない」
(26歳/付き合いたいキャラ=『中二病でも恋がしたい!』戀七宮智音)


「ヲタバレして、付き合って2週間でふられた」
(14歳・魔王/付き合いたいキャラ=『中二病でも恋がしたい』小鳥遊六花)


「ヲタクはキモいという理由で高校時代、意中の女子に失恋したことがある。今でもこのイメージを持つ女性はいるのではないだろうか」
(25歳/付き合いたいキャラ=『ペコロス』青田環ちゃん(小5)『こどものグルメ』蓬野杏ちゃん(小4)『若おかみは小学生』関織子ちゃん(小6))


「関東の都市部なら一般の方にも理解があるが、田舎ではアニメ見ているだけで敬遠される傾向がある。というかアニメ好きの異性にあったことがない」
(32歳・会社員/付き合いたいキャラ=『Aチャンネル』ユーコ)


「タダでさえ普通の人と話が合わないうえに“漫画好き”“アニメ好き”“ゲーム好き”の中でもジャンルや派閥がありオタク同士の話も合わないことがある。  例)プロ野球好きでも“巨◯”と“阪◯”では対立するだろうし」
(24歳・医療系/付き合いたいキャラ=『ゆるキャン』斉藤恵那『けいおん』平沢唯、中野梓)

→次のページは「難しくない」派の意見

■「難しくない」派の意見
「恋愛にオタクであるかどうかは関係がない」
(37歳・会社員/付き合いたいキャラ=『中二病でも恋がしたい』小鳥遊六花)


「だって、そんなの理由になんないじゃんか」
(20歳)


「ヲタクでもヤりまくってます」
(26歳・教師)


「今現在の社会がアニメというサブカルチャーに対して昔ほどの嫌悪感を抱いておらず、学校や職場でもアニメ好きのコミュニティが形成されているから」
(19歳・学生)


「最近はヲタクが増えてきているため、理解のある人が多いから」
(15歳・学生/付き合いたいキャラ=『中二病でも恋がしたい』小鳥遊立花)


「オンラインゲーム等でコミュニケーション能力も身につける事ができるので話しさえ合えば意気投合できるから」
(26歳・会社員/付き合いたいキャラ=『Fate』アルトリア・ペンドラゴン)


「趣味を理解してくれる異性は少なくはないと思う」
(47歳/付き合いたいキャラ=『うる星やつら』ラム)


「自分がオタクで、相手は一般人だが、全く問題なく付き合えているから」
(29歳・会社員/付き合いたいキャラ=『Re:ゼロから始める異世界生活』レム)


「オタクだが結婚して子供もいる もちろん子供もオタクに育っている」
(45歳)


「好きな物を認めてくれる同士は気楽で普通に付き合える関係になれると思うから。 自分はオタクで彼女もオタクで好きなゲームアニメで繋がれたからです」
(17歳・高校生/付き合いたいキャラ=『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』由比ヶ浜結衣)

→次のページは「わからない」派の意見

■「わからない」派の意見
「自分が恋愛感情を経験したと感じたことがないから」
(21歳・学生/付き合いたいキャラ=『鋼殻のレギオス』セリナ・ビーン)


「お互いが理解しあえるかわからないから」
(19歳・林業/付き合いたいキャラ=『この素晴らしい世界に祝福を!』めぐみん)


「考えつかない」
(19歳・会社員/付き合いたいキャラ=貧乳で可愛い人なら何でも)


「ヲタクになってから恋をしたことない」
(15歳・高校生/付き合いたいキャラ=『涼宮ハルヒの憂鬱』涼宮ハルヒ)


「そもそも付き合いたいと思える人がいない」
(15歳・高校生/付き合いたいキャラ=『赤髪の白雪姫』白雪)

→次のページは「ヲタクに恋は難しいのか?」男性編まとめ

今回のアンケートに答えてくださった男性読者は、14歳から57歳まで。
過ごしてきた時代や住んでいる地域が別々の“ヲタク”から沢山の意見が。

このほか「難しい」派では、自身が2次元を最優先にするだけでなく
・ヲタクというだけで恋愛対象から外される
・女子の気持ちや考え方がわからない
・趣味を理解してくれる、もしくは同じくヲタク趣味の異性に出会えない
・ヲタク同士でも好きなジャンルが違うと揉めそうという意見が多いように感じました。

一方で「難しくない」派は、実体験を交えながら
・今は一般人でもアニメを見る時代だから
・案外ヲタクでも引かれない
・ヲタク女子は少なかったとしても、出会えたら趣味の話で盛り上がれる
・自分はヲタク女子(もしくは理解ある一般人女子)と付き合っていますとの声が多数。

また、「難しい」「難しくない」「わからない」派ともに
・ヲタクだから恋が難しいのではなく、そもそも恋愛は難しいという声が一定数上がっているのも印象的でした。


次回は、アンケート「ヲタクに恋は難しいのか?」女性編をお届けします。
お楽しみに。