トップへ

MotoGP:KTMがミゲール・オリベイラをテック3で起用と発表。2019年から最高峰クラスに昇格

2018年05月05日 21:51  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

ミゲール・オリベイラ
5月5日、第4戦スペインGPの地ヘレス・サーキットで現在Moto2クラスで活躍するミゲール・オリベイラ(KTM)が2019年よりMotoGPクラスにステップアップすることが発表された。

 オリベイラはポルトガル出身の23歳。レッドブル・MotoGPルーキーズ・カップへの参戦経験があり、Moto3クラス、Moto2クラス共にKTMのトップライダーとして活躍した経験を持つ。今季も開幕3戦中2度の表彰台に乗る活躍を見せている。

 2月にはテック3がヤマハとのパートナーシップ終了を発表。3月に、2019年からKTMとテック3がパートナーシップを締結したことが発表された。

 ファクトリーチームのレッドブル・KTM・ファクトリー・レーシングは2日にポル・エスパルガロとの2年間の契約延長、3日にはヨハン・ザルコが2年間の契約を発表し移籍が決定した。

 そして中量級クラスで活躍するオリベイラは2019年からKTMのサテライトチームとなるテック3からMotoGPクラスに参戦することが発表。KTMのMotoGPマシン、RC16がグリッド上に4台並ぶことになるが、残りひとつのシートはまだ決まっていない。

 オリベイラは「僕はルーキーズカップからKTM、レッドブルと一緒にキャリアを積んできたライダーだが、MotoGPクラスに進出するのは、僕が最初となる。これで、他のライダーたちがKTMとプロジェクトを信頼できると思う。僕はスキルがあり、MotoGPマシンをうまく走らせることができると考える」とコメントしている。

 合わせてKTMはテック3が来年より、KTM製シャシーのMoto2マシンを走らせることも発表した。