2018/19年のWEC世界耐久選手権”スーパーシーズン”開幕戦となる第1戦スパ・フランコルシャンの予選セッションで激しくクラッシュし、病院へ緊急搬送されたピエトロ・フィッティパルディについて、無事に手術が終了したことがFIAから発表された。
2018年は全日本スーパーフォーミュラ選手権にも参戦しているフィッティパルディは、第1戦スパにドラゴンスピードから参戦。10号車BRエンジニアリングBR1・ギブソンをドライブし、予選アタックに臨んだ。
しかし、予選アタック中、高速コーナーであるオー・ルージュへの飛び込みで姿勢を崩すとハイスピードでマシン正面からタイヤバリアに激突。救出されたフィッティパルディはすぐに病院へ運ばれ、緊急の手術を受けていた。
FIAの発表によれば、フィッティパルディはクラッシュの衝撃で両足を骨折。とくに左足については複雑骨折の重傷だったと言うが、無事に手術は終了。またフィッティパルディ自身も意識がある状態でクラッシュについても状況説明したといい、現地5日10時30分には集中治療室での治療を終えたとのこと。
なお、病院搬送後、フィッティパルディには、彼の父が付き添っていたという。