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MotoGP:ルーキートップで初日を終えた中上、ソフトのリヤタイヤに苦戦

2018年05月05日 17:11  AUTOSPORT web

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中上貴晶/LCRホンダ・イデミツ
ヘレス・サーキット-アンヘル・ニエトで開催している第4戦スペインGP。LCRホンダ・イデミツの中上貴晶はルーキー勢トップのタイムで初日を終えるも、リヤにソフトタイヤを履いた状態での走行に苦戦しているようだ。

 2017年8月に路面が全面再舗装されたヘレス・サーキット。中上は同年11月に行われたプライベートテストでMotoGPマシンを走らせた経験がある。

 午前に行われたフリー走行1回目は1分40秒007で16番手、午後に行われたフリー走行2回目では1分39秒694と1分40秒台の壁を破り15番手タイムに浮上した。

 セッション終了間際にリヤタイヤにソフトコンパウンドを装着したが、思い通りにはいかず改善の余地があるようだ。

 初日を終え「このサーキットはMotoGPマシンではとても短いコースだということは、昨年11月にテストを実施したときから感じていました。そのときと比べると、今は全体的にフィーリングが良く、FP1からいい走り出しでスタートができました」とコメント。

「FP2では全体的にラップタイムが向上しましたが、僕はリヤ用ソフトタイヤの使い方で少し苦戦をしてしまいました。今日のFP1とFP2ではミディアムコンパウンドで走行し、最後にソフトコンパウンドのタイヤを装着したのですが、フィーリングが大きく変わってしまい、思いどおりの走りにはなりませんでした」とソフトタイヤに苦戦の模様。

 予選日については「バイクのバランスを見直すなどして、チームと解決方法を探ります。まだ時間はあるので、明日の走行でさらにラップタイムを詰め、FP3ではトップ10圏内に食い込めるように全力でがんばります」と強い意気込みを語った。