5月のバルセロナ-カタルニア・サーキットで行われる2日間のインシーズンテストで、マクラーレンはリザーブドライバーであるランド・ノリスにMCL33を走行させる予定だ。
ノリスは木曜日に「バルセロナテストの2日間で、マクラーレンF1のマシンに戻れるなんてすごいことだ」とツイッターに投稿した。
2018年最初のインシーズンテストは、F1スペインGP後の5月15日火曜日に行われる予定だ。
ノリスは初日にピレリのテストを担当する。これはチームに割り当てられたタイヤ開発テストのひとつであり、チームの2台のマシンが同時にコースを走ることになる。
初日はストフェル・バンドーンがもう1台のマシンを走行させるが、2日目の水曜日にはそのマシンをノリスが引き継ぐことになる。
同じく2日目の走行で、ピレリのタイヤ開発テストはノリスからオリバー・ターベイへ引き継がれる。
ノリスは5月11~13日に開催されるF1直下カテゴリーであるF2に参戦し、そのまま会場にいる予定だ。
カーリンからF2に参戦している18歳のノリスは開幕戦バーレーンで優勝、続くバクー戦においてもポイントを獲得し、チャンピオンシップの首位に立っている。バクーではトップ争いのバトル中にランオフエリアに大きく押し出されてしまい、勝利を逃してしまった。
ノリスは、昨年11月にアブダビで行われたオフシーズンテストで、マクラーレンF1のマシンを走行させている。
また、フォース・インディアもテストを担当するドライバーを発表している。
火曜日にはリザーブドライバーのニコラス・ラティフィに、水曜日には開発ドライバーのニキータ・マゼピンにVJM11を託す予定だ。
なお、メルセデスのジュニアドライバーであるジョージ・ラッセルもフォース・インディアの2台目のマシンに乗り込みピレリのタイヤ開発テストを担当する。ノリスと同様にラッセルもF2に初参戦中で、バクーでのレース2では激戦のスプリントレースを制して自身初の優勝を飾った。