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ホンダ・チーム・アジア 2018MotoGP第4戦スペインGP 初日レポート

2018年05月05日 15:21  AUTOSPORT web

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鳥羽海渡/ホンダ・チーム・アジア
スペインGP初日、鳥羽が6番手
アティラプワパは28番手スタート

Rd.04 スペインGP
ヘレス・サーキット: 2018年5月4日(金)
コンディション: ドライ
気温: 21℃  路面: 34℃

 2018第4戦スペインGPが、イベリア半島最南端のヘレス・サーキットで初日を迎えました。Honda Team Asiaの鳥羽海渡は午前と午後の2回のフリープラクティスを終えて1分47 秒264で初日総合6番手、チームメートのナカリン・アティラプワパは1分49秒081の28番手で明日のセッションへ臨みます。

 鳥羽は午前のFP1から快調な走りを披露し、セッション最後にトップタイムから1秒差の12番手を記録。午後のセッションではコースに対する自信をさらに深め、このタイムを約0.9秒更新しました。アティラプワパは、午前のFP1を28番手でスタート。午後のFP2ではさらに学習を進め、0.6秒近いタイムアップに成功しました。

 明日のFP3は、現地時間午前9時(日本時間午後4時)にスタートします。

鳥羽海渡(6番手 / 1'47.264 / +0.634)
「今回はヨーロッパラウンド初戦なのでとても大事なウイークですが、フィーリングよく走り出すことができてポジティブな一日になりました。一発タイムを出せることは確認できたので、明日は安定感を高めるようにがんばりたいと思います。予選では3列目までを獲得したいですが、一番大切なのは決勝レースで高いアベレージタイムを維持することなので、明日のセッションではそれを達成できるようにしっかりと取り組みます」

ナカリン・アティラプワパ (28番手 / 1'49.081 / +2.451)
「午前から午後にかけてブレーキのフィーリングがだいぶよくなってきましたが、まだまだ改善の余地があります。青山監督にいいアドバイスをもらえたので、明日はそれを実践できるようにがんばります。プレシーズンテストでは1分47秒3を記録できていたので、そのときの感覚を思い出せるように努力し、明日はさらにいいポジションを目指します」

青山博一 チーム監督
「海渡は、午前のセッションからいい走り出しになりました。決勝に向けてのタイヤでタイムを出せており、今回はコンディションが安定していることもプラスに作用して、コンスタントにタイムを上げていくことができました。ブレーキングの強さも発揮できているので、明日はさらにアベレージタイムを上げてくれることを期待しています」

「ナカリンは、前戦までのレースで学んだことをしっかりと活かし、明日の走行に取り組んでもらいたいと思います。速さはあるライダーなので、各セッションの内容をしっかりと積み上げていけば、スピードを存分に発揮できるでしょう」