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ウィリアム王子&キャサリン妃が実践するしつけ 我が子がグズってしまったら…

2018年05月05日 14:12  Techinsight Japan

Techinsight Japan

目線をグッとさげて語りかけるウィリアム王子&キャサリン妃
ゴールデンウィークで行楽シーズン真っ只中だが、人気スポットは多くの人で賑わっている。乳幼児のいる家族連れにとっては、楽しい時間であると同時に「いつグズられるか?」という心配もあり、長時間の外出はなかなか大変である。先月23日に第3子となるルイ王子が誕生し、4歳以下の子を3人抱える大所帯となったウィリアム王子&キャサリン妃はこんな時、どうしているのだろうか?

訪れる先々で多くのメディアに囲まれるロイヤルファミリーだが、お行儀よく常に“ピクチャー・パーフェクト”を求められる子供たちのプレッシャーは計り知れない。昨年、4歳を迎えるジョージ王子と2歳になったばかりのシャーロット王女を連れ、ポーランドとドイツを訪れたウィリアム王子&キャサリン妃。眠たげな目をこすりながら少々ご機嫌斜めのジョージ王子に、かがんで優しく語りかけるウィリアム王子の姿が話題になった。

子育ての専門家で米ピッツバーグにて4人の男児を育てるデビー・ギルボア博士によると、この「親が子供と目線を合わせる」という行動はグズる子供に驚くほど効果があるという。一旦手を止め我が子の目線に合わせて腰をかがめ、じっと見つめることで子供は自分に意識を向けてくれていると感じるそうだ。その逆もまた然りで、遠くから怒鳴ったり、目を合わせることなく話しかけるのはかえって逆効果だとか。

しゃがんで目線を合わせることで、子供と“プライベートな空間”を作ることができるため、より濃密なコミュニケーションを通じて親子の絆を深められるとともに、プライバシーも守ることができるというメリットがあるようだ。周りの人に聞かれることなく、子供に直接グズる理由を尋ねたり、間違った行いを正すことができる。

親のほうも、言うことを聞かない子供を前に理性を失いかけたり、公共の場でグズられると「しつけがなっていないと思われてしまうのでは?」と懸念することがある。そんな時、感情に任せて大声で怒鳴るのではなく、しゃがんで子供の目線に立ち穏やかな声で語りかけることで、親自身も冷静になれるという効果があるようだ。

昨年、キャサリン妃の妹ピッパさんの挙式で立派なページボーイを務めたジョージ王子だが、式の後半にグズって泣きべそをかきながら教会をあとにする姿がキャッチされていた。しかも途中で鼻に指を突っ込むという行動に出たジョージ王子を、キャサリン妃がたしなめる場面もあったが、それはそれで「ロイヤルキッズといえども、まだ3歳」「子供らしい一面を垣間見ることができて、かえって安心した」という声が多数あがっていたものだ。

普段は英国内のエリートナニー養成校を卒業したスーパーナニー、マリアさんが子育てをサポートしているが、ウィリアム王子は多忙スケジュールをやりくりしながら、できる限り子育てに協力しているイクメンパパだ。「息子達には普通の暮らしを」と伝統にこだわらない子育てで自身の価値観やモラルを教えたと言われる母ダイアナ妃を、ウィリアム王子&キャサリン妃はお手本にしている。どんな些細なことも相談して決めるという夫妻は、まさに理想的なパートナー。ナニーに任せきりにしない、しっかりしたしつけが評判だ。今後3人の子供たちがそれぞれどんな大人へと成長を遂げるのか、今から非常に楽しみである。
(TechinsightJapan編集部 c.emma)