MotoGP第4戦スペインGP、MotoGPクラスは、スペインのヘレスサーキットで1日目の2回のフリー走行を行ない、カル・クラッチロー(ホンダ)が1分38秒614で初日総合トップに立った。
MotoGPクラスのフリー走行1日目は午前中の1回目、午後の2回目共にドライコンディションで行なわれた。1回目をセッション8番手で終えていたクラッチローは、2回目のセッションの終盤、残り6分でリーダーボードのトップに立つが、直後にヨハン・ザルコ(ヤマハ)に逆転されてしまう。しかし、クラッチローはその直後、残り3分を切ったところで1分38秒614とファステストラップを更新し、初日総合トップに立った。
終盤のアタックで1分38秒642を記録したダニ・ペドロサ(ホンダ)もザルコを逆転して総合2番手に続き、ザルコは1分38秒705で総合3番手に。
総合4番手に1分38秒709でアンドレア・イアンノーネ(スズキ)が続き、前戦に続いて好調さをキープ。マルク・マルケス(ホンダ)は残り3分のアタック中にバックストレートエンドの6コーナー(ドライサックコーナー)で転倒を喫してしまい、1分38秒863で総合5番手で初日を終了。
1回目にトップタイムを記録していたアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)は、2回目は自己ベストを更新する1分39秒068を記録したが、初日総合6番手に止まった。
総合7番手に1分39秒076でホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)、総合8番手に1分39秒102でジャック・ミラー(ドゥカティ)、総合9番手に1分39秒248でバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)が続き、ポル・エスパルガロ(KTM)が1分39秒311で総合10番手に。ポル・エスパルガロは1回目のセッションでは3番手につけたが、2回目は11番手に終わり、1回目に記録したタイムで初日総合10番手。
ダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)も1回目に記録した1分39秒429で総合11番手。マーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)が1分39秒514で総合12番手、カレル・アブラハム(ドゥカティ)が1分39秒541で総合13番手、アレックス・リンス(スズキ)が1分39秒575で総合14番手に続き、スコット・レディング(アプリリア)は1回目に記録した1分39秒585で総合15番手。
ワイルドカード参戦のKTMのテストライダー、ミカ・カリオ(KTM)は1分39秒661で総合16番手に。中上貴晶(ホンダ)は1回目16番手、2回目15番手と共にルーキートップで1日目のセッションを終え、2回目に記録した1分39秒694で総合17番手で初日を完了。
以下、総合18番手に1分39秒888でティト・ラバット(ドゥカティ)、総合19番手に1分39秒899でアレイシ・エスパルガロ(アプリリア)、総合20番手に1分39秒948でブラッドリー・スミス(KTM)、総合21番手に1分39秒951でフランコ・モルビデリ(ホンダ)、総合22番手に1分39秒969でアルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)、総合23番手に1分40秒241でトーマス・ルティ(ホンダ)、総合24番手に1分40秒488でハフィス・シャーリン(ヤマハ)、総合25番手に1分40秒663でチャビエル・シメオン(ドゥカティ)の順で続いた。