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ジジ・ハディッドが褐色肌に! 人気誌の表紙飾るも、画像加工しすぎて別人に

2018年05月04日 15:02  Techinsight Japan

Techinsight Japan

伊版『VOGUE』表紙を飾るも「ジジって絶対にわからない」の声(画像は『Vogue Italia 2018年5月2日付Instagram「Sneak Peek at our May Issue on Newsstands Friday May 4th!」』のスクリーンショット)
人気ファッションモデルのジジ・ハディッド(23)がこのほど、伊版『VOGUE』5月号の表紙を飾った。自身のInstagramでその画像を公開したのだが、「まるで別人!」「こんな表紙が許されるなんてどうかしてる!」と大炎上し、ジジは慌てて謝罪、同日に画像を削除している。

透き通るような白い肌とブロンドの髪が美しいジジ・ハディッド。これまで数々の有名ファッション誌でカバーモデルを務めてきたジジが2日、Instagramで伊版『VOGUE』5月号の表紙を飾ったことをファンに報告した。そこには「ドルチェ&ガッバーナ」のド派手なジャンプスーツに身を包み、男性モデルの膝に座った女性の姿が。大きく開いた肩からのぞく、褐色の肌が印象的だ。

この女性こそがジジ本人なのだが、表紙に写っているのは黒髪に褐色の肌、そして大きな鼻が特徴的であり、ジジの面影はない。このあまりの変貌ぶりに、ファンはすかさず反応した。

「まるで別人の顔になってる。」
「言われなければ、ジジって絶対にわからない。」
「ジジの指に注目! 異様に長いぞ!」

過剰な画像加工を批判するコメントが目立ち、中には「芸術だと言えばそれまでだけど、今回は度が過ぎているのでは?」「こんなことがまかり通っていいのか!」と肌色のトーンを極度に変えたことを問題視する意見が多く見受けられた。

ジジ本人は当初「素晴らしい仕上がり」と絶賛していたのだが、肌の色や顔のパーツを加工されたことについて「自分の存在を否定されたような気持ちにはならないの?」「もっと自分の意見を持つべき」「アフリカ系モデルをバカにしてるのか?」「あなたにはガッカリした」などと大炎上。後にジジはInstagramストーリーにて、自身の置かれた立場を説明したうえで謝罪コメントをアップ、問題の画像も削除した。

自分には撮影に関してクリエイティブな意見を交換しあう権限はないこと、撮影現場を離れた時点で自分の仕事は終了すること、また画像加工などの工程は自分のコントロールの及ばないところで行われていることを説明するとともに、撮影を担当したフォトグラファーは肌のトーンをブロンズ仕上げにしたり、画像に手を加えることで知られていることなどを補足した。

そのうえで「伊版『VOGUE』が表現したかった世界観は理解しているつもりですが、今回はその方法が間違っていました。皆さんの懸念もごもっともだと思います」と正直な気持ちを告げ、謝罪したジジ。「画像の編集やリタッチに関して自分にも権限があれば、仕上がりは違っていたはず」と前置きしつつ、「今回のことが、将来的に他のファッション誌への意識の啓発につながれば」と業界の多様化に努める意欲を明かしている。

ジジは2015年11月にも肌を褐色にし、アフロヘアのウィッグをつけて伊版『VOGUE』に登場しており、非難の声があがっていた。なお今回の撮影を担当したスティーブン・クライン氏や同誌から、コメントなどは発表されていない。

画像は『Vogue Italia 2018年5月2日付Instagram「Sneak Peek at our May Issue on Newsstands Friday May 4th!」』『Gigi Hadid 2017年7月13日付Instagram「It will forever be a great honor to cover @voguemagazine」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)