2018/5/3
Rd.02 FUJI GT 500km RACE
Weather:Cloudy
Ambient: 21℃, Track: 30℃
RAYBRIG NSX-GT、10番手から500kmに挑む
第2戦の舞台は富士スピードウェイ。朝から強風を伴う激しい雨に見舞われ、加えて濃霧による視界不良の状態が長く続き、午前8時40分スタート予定だった公式練習のスタートが幾度となく延期される。最終的にはタイムスケジュールが大幅に変更され、午後12時50分から30分間にわたり公式練習が執り行われた。またたく間にドライコンディションでの走行が可能になったとはいえ、与えられた時間はわずか30分。短いインターバルを挟んで予選を控えていることから、ほとんどのチームは1選手だけがステアリングを握り、タイムアタックをシミュレート。チームクニミツでも山本尚貴選手が予選に向けて最終確認を進めることとなった。
そして迎えたアタック2回目。山本尚貴選手は、セクター1~セクター2と自己ベストタイムを上回りながら果敢に攻める。結果、1分28秒683とチームベストタイム更新を果たし、10番手でセッションを終了した。予選を終えた山本尚貴選手は、「持ち込みセットが予選結果にそのまま反映されたのかなと思います。レースで確実にポジションをあげていけたらいい」と、開幕戦同様の粘りある戦いに期待を寄せた。
また、イレギュラーなスケジュールにより惜しくもドライブの機会に恵まれなかったジェンソン・バトン選手だが、「いい作戦で挑むことができれば、結果もついてくると思う」と決勝での躍進を誓っている。