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故ダイアナ妃の壮絶な人生 ブロードウェイのミュージカルに?

2018年05月04日 12:02  Techinsight Japan

Techinsight Japan

短くも激しい人生を終えたダイアナ妃(画像は『Lady Diana Foundation 2014年3月5日付Facebook「We never get tired of looking at her. Absolutely beautiful person inside and out」』のスクリーンショット)
チャールズ皇太子との恋、結婚、そして2人の王子の出産―全てが順調そのものに見えた夫妻だが、その裏では皇太子の不倫やダイアナ妃本人の不貞行為、さらに妃が過食症といった大きな悩みを抱えていたことも分かっている。そのダイアナ妃も1997年にはフランスにて交通事故に遭い他界したが、ダイアナ妃を深く敬愛していたゆえに大人になるまで苦悩したという末っ子ヘンリー王子の結婚が迫る中、「ダイアナ妃を題材としたブロードウェイミュージカルが上演されるのではないか」と『Page Six』が伝えた。

おとぎ話のお姫様のように美しく、しかも立場の弱い人々に優しく手を伸ばし支えるべく尽力した故ダイアナ妃。わずか36歳で凄惨な交通事故によりこの世を去ってしまったが、死後20年以上が経つ今も「素晴らしい人だった」「もっと妃について知りたい」という人は多い。

そんな中、『Page Six』は「ダイアナ妃を題材とするショーに数億円を出資しよう」とする投資家が複数いると報道。キャサリン妃の第3子出産、さらにヘンリー王子がアメリカで女優として活動していたメーガン・マークルさんと結婚するとあってアメリカでも再びダイアナ妃に注目が集まり、ある人物は「英王室メンバーがこんなに注目を集めたことはない」「タイミング的にも(ミュージカル化は)申し分ない」と話している。

このミュージカルの脚本は、過去に何度もトニー賞を獲得した有名脚本家らが担当したもよう。うちひとりは先日、同プロジェクトについて「ショーが始まるのは来年の2月」「(まだ先の話だから)話をするには時期尚早だ」と述べたものの、詳細については伏せたという。

なお「ボン・ジョヴィ」メンバー、デヴィッド・ブライアンも脚本に関わっており、それもあって同バンドのジョン・ボン・ジョヴィが妻と共にリハーサルスタジオを訪問、出資を予定している人々のために開いたミュージカルの通し稽古を見たといい、ジョンの妻はこう語っている。

「みんな、すごく気に入っていたわ。(劇中の曲は)23曲もあったのよ。」

この作品では、ダイアナ妃に深い苦悩を与えたチャールズ皇太子の浮気なども扱われるとのこと。また主要キャラクターによって音楽の雰囲気を変える予定で“チャールズ皇太子”の場面はクラッシック風な音楽が、一方“ダイアナ妃”の登場場面にはポップな音楽が使用されるという。不倫騒動や数々のスキャンダルの末のダイアナ妃の衝撃的な死―悲劇的なストーリーだが、素晴らしい音楽を交えた作品になれば大ヒットすることはほぼ間違いないだろう。ちなみにダイアナ妃の死については、非常に悲しいエピローグのなかで描かれると見られている。

画像は『Lady Diana Foundation 2014年3月5日付Facebook「We never get tired of looking at her. Absolutely beautiful person inside and out」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)