プレスインフォメーション 2018年5月03日
ポルシェ カレラカップ ジャパン 2018 第3戦(富士)決勝レポート
小山町. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)とポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2018シリーズ第3戦の決勝を、富士スピードウェイ(静岡県)で2018年5月3日(木・祝)に開催いたしました。
天候:曇り 路面:ドライ 気温:20度/路面温度:28度
PCCJ第3戦のポールポジションを獲得したのは、路面状況を見極めてドライタイヤでタイムアタックしたジェントルマンクラスの#98 IKARI。2番手は2016年PCCJシリーズチャンピオンの#78 近藤翼、3番手は#98 IKARIと同じくスリックで勝負に出たジェントルマンクラスの#25 内山清士、4番手は昨年PCCJ史上初のオーバーオール(総合)とジェントルマンクラスのダブルチャンピオンを獲得した#9 武井真司というオーダーで続く。
午前中の予選とは打って変わり天候が回復した決勝レースは、午後4時からのフォーメーションラップを経てレースのスタートが切られる。ポールポジションの#98 IKARIはスタートを上手く決めてトップで1コーナーを抜けていくが、2番手の#78 近藤にヘアピンでオーバーテイクを許してしまう。これでトップに立った近藤は2番手以下との差を広げるべくペースをアップしていく。「スタートで若干出遅れてしまいましたが1周目でIKARI選手を抜くことができたので、その後はプッシュしてゴールを目指しました」と#78 近藤が語るように、チャンピオン経験者らしい安定した走りで見事に今シーズン初優勝を飾った。
2番手争いは#7 星野とPCCJジュニアプログラムドライバーの#18 上村優太により展開された。それまで1秒弱あった2台のギャップが8周目に縮まり、100Rからサイド・バイ・サイドの状況となる。#18 上村は13コーナーで#7 星野をオーバーテイクしようと試みるが、スピンを喫してしまい順位を大きく落としてしまった。その後、#7 星野は一人旅を続け2位でチェッカーを受け、ファステストラップも記録した。「7番手グリッドからのスタートでしたが、1周目で4番手までポジションをあげられたのが良かったと思います。この勢いで残りのレースはすべて表彰台を狙っていきたいですね」と#7 星野はレース後に語る。3位には、4番手スタートから1つポジションを上げたディフェンディングチャンピオンの#9 武井が入り、見事ポディウムに上った。
ジェントルマンクラスは、総合3番手グリッドからスタートした#25 内山が安定した走りを見せて、2016年第6戦富士大会以来、約2年ぶりの優勝を飾った。「スタートを上手く決められたのが今日の勝因だと思います。久しぶりに優勝することができ本当に嬉しいです」と、喜びを語る。2位はクラスグリッド7番手からスタートした#20 鈴木宏和が獲得し、「今日は着実にポジションアップしていき、2位表彰台を獲得できて良かったです」と振り返る。3位には「後方からの追い上げが厳しかったので本当に疲れました」と語った#77 浜崎大が入った。4位には#2 田島剛、5位には#32 永井秀貴、6位には#98 IKARIが入賞した。
5月4日(木・祝)正午にスタートを予定している第4戦の決勝レース(15周)は「モービル1チャレンジ」として開催される。スターティンググリッドは第3戦と同じくジェントルマンクラスの#98 IKARIがポールポジションを獲得し、2番手は#78 近藤、3番手は#18 上村、4番手は#34 内田優大が続く。ジェントルマンクラスの2番手は#32 永井秀貴、3番手は#2 田島剛となっている。