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フェルスタッペン、F1アゼルバイジャンGPでの接触を振り返る。「今後の競り合いではふたりとも冷静になるべき」

2018年05月03日 12:41  AUTOSPORT web

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アゼルバイジャンGPで接戦を繰り広げ、最終的に事故を起こしたフェルスタッペンとリカルド
レッドブルF1のマックス・フェルスタッペンは、チームメイトのダニエル・リカルドとホイール・トゥ・ホイールで競り合う場面において、今後は互いにもう少し冷静になるべきだと考えている。

 アゼルバイジャンGPでは、レッドブルのふたりは35周に及ぶ接戦を繰り広げた後、リカルドがフェルスタッペンに後ろから衝突したことで2台ともリタイアするという悔やまれる結末を迎えた。

 ふたりの白熱したバトルがファンを満足させたとはいえ、弱冠20歳のフェルスタッペンの戦いぶりは、レース終了後にメディアから最も多くの批判を受けた。

 フェルスタッペンは、オランダのZiggo Sportの取材に対して、「あれはテレビで観戦している分にはよかったんだろうね」と語り、さらに以下のように続けた。

「時速320キロでマシンを走らせているときの自分ではなく、レース後に外部の人間が批判することの方がずっと簡単だ」

「責任の所在も関係ない。チームメイトとして、互いに接触はしたくないというだけのことだ。当然チームは不満に思っただろうね。だけど、僕たちにとってもうれしくない出来事だったんだ」

 フェルスタッペンは、自身とリカルドは日曜日のバクーでの失敗からいくつかのことを学んだはずだと語った。だが彼は、レッドブルが今後も認めるかぎり、今回のアクシデントがあったからといってチームメイトとの競り合いという貴重な自由を手放すことはしないだろう。

「もちろん僕たちはふたりで話し合うつもりだ。競り合いは許されるべきだと思う」とフェルスタッペン。

「ふたりの戦い方が急に大きく変わることはない。ただ競り合うときには、共にもう少しだけ冷静になるべきかもしれないね。僕は、ふたりともそれをうまくできると思っている。残念なことに、今回は終わり方が良くなかった」

 今後について、フェルスタッペンはシーズン最終戦アブダビGPまでのいまだ先の長い道のりに希望をつないでいる。

「まだあと17戦ある。物事はあっという間に変わるものだから、これからまだ何でも成し遂げられるよ」とフェルスタッペンは付け加えた。

「次のレースではマシンに多くのアップデートが施される。これでさらに少し前に進めるといいね。データによれば、アップデートはうまくいっている。コース上でも上手く機能するかどうかは走らせてからになるけれど、とにかくかなりの変更が加わっている」