MotoGP第4戦スペインGPを前に、チーム・スズキ・エクスターのアンドレア・イアンノーネとアレックス・リンスが意気込みを語った。
■アンドレア・イアンノーネ/チーム・スズキ・エクスター(MotoGPクラスランキング6位)
前戦アメリカズGPで3位入賞を果たし、移籍2年目でスズキでの初表彰台を獲得したイアンノーネ。開幕戦カタールGPで9位、第2戦アルゼンチンGPで8位とコンスタントにポイントを稼ぎ、ランキング6位でヨーロッパラウンドの初戦に臨む。
過去5年のヘレスでは2013年と2014年がリタイア、2015年に6位、2016年に7位に入賞し、昨年はリタイアに終わっている。Moto2時代の2011年には優勝を飾ったことがあり、今レースでは、連続表彰台、MotoGPベストリザルト更新が期待される。
「スペインGPが再びポジティブなレースになることを願っている。去年は簡単なレースではなく、いくつかの問題に直面したが、知識を増やすためのポジティブなポイントがあった」
「今年はまったく違った気分と状態でヘレスに臨む。アメリカズGPでの表彰台の後、再びレースに臨むことができてハッピーだ」
「オースティンでの表彰台は僕とチームに対する努力の報酬であり、僕への信頼の証でもある。僕たちが成し遂げた進歩とポジティブな道筋を確認し、再び競争力があり、ポジティブな結果を残すことができることを望んでいる」
■アレックス・リンス/チーム・スズキ・エクスター(MotoGPクラスランキング12位)
第2戦アルゼンチンGPでMotoGPクラス初表彰台となる3位に入賞したリンスだが、開幕戦カタールGP、第3戦アメリカズGPと2戦の転倒ノーポイントが響き、ランキング12位に止まる。
MotoGPクラス1年目の昨年は、ケガにより欠場したため、MotoGPクラスでは今年がヘレス初レースとなるが、ヘレスでは、Moto3時代の2014年に3位、Moto2時代の2016年に3位入賞経験を持つ。
「去年のヘレスはケガで欠場したから、MotoGPでは今年が初レースとなる。昨年末にヘレスではテストを行なったが、今年はより堅実に感じる」
「昨年のケガによる長い欠場のため、いくつかのレースではMotoGPの経験が不足しているが、ポジティブな仕事のやり方を確立することができ、自信を持ってレースに臨むことができる」
「昨年より経験値は上がっているし、GSX-RRへの習熟も進んでいるから、レースに向けて自信があるよ。シーズン序盤の結果は僕たちが重要な前進を果たし、競争力があることを証明している」
「ヘレスが僕たちにとってフレンドリーなサーキットだとは期待していないが、ここまでのマシンの改善、ライディングの改善により、ポジティブにこのレースに臨むことができる」