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松田好花、濱岸ひより、渡邉美穂……けやき坂46 2期生、バラエティで注目のメンバーは?

2018年05月03日 11:11  リアルサウンド

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 けやき坂46(通称:ひらがなけやき)の冠番組『ひらがな推し』(テレビ東京)と、『KEYABINGO!4 ひらがなけやきって何?』が4月にスタートしてから早1カ月。『ひらがな推し』では4週に渡って各メンバーのプロフィールがしっかり紹介され、『KEYABINGO!4』では1期生と2期生の対抗戦がオンエアされた。どちらの番組もメンバーの知られざる個性や魅力を浮き彫りにしており、特に2期生はこれまでメディア露出が少なかっただけに、番組きっかけで認知度を高めたメンバーも少なくない。


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 まず、両番組で月間MVP的な活躍ぶりを見せたのが2期生の松田好花。『KEYABINGO!4』の第1回目の放送では、ドッジボールで敗れた罰ゲームとして“クッキー風メイク”に挑戦。このメイクは芸人のクッキー(野性爆弾)のネタであり、顔面を白塗りにして、歯茎が飛び出た入れ歯を装着するという、非常にインパクトの強いもの。アイドルらしからぬ衝撃的な姿を披露してしまったものの、スタジオに大きな笑いを起こし、はやくも番組に爪痕を残した。


 また『ひらがな推し』では、「バレエを踊りながら芦田愛菜が言いそうもないことを言う」という特技を披露。バレエ歴15年の松田が「マル・マル・モリ・モリ!」の音楽に乗せて華麗にダンスを踊り、そこから芦田愛菜の声真似で「ケータリングがしょっぱいの!」と一言。本格的なバレエとモノマネのギャップが面白く、MCの若林正恭(オードリー)も「思いのほか面白いと思っている自分がいるな。スゴいナメてる感が良いよね」と賞賛。結果、若林が印象に残ったメンバーとして松田の名前をあげ、番組の締めでも同じネタを披露していた。


 『MARQUEE Vol.125』のインタビューで、クラシックバレエを15年間やってきたおかげで、他のメンバーよりも大きなステージに慣れていると語っていた松田。バレエで培われたメンタル面の強さはアーティスト活動だけでなく、バラエティ番組でも活かされている印象だ。また、特技として和太鼓やギターも演奏できるなど、多彩な面も彼女の魅力のひとつ。笑いのセンスもあるため、これから番組を盛り上げるキーマンになっていくのではないだろうか。


 2期生最年少の濱岸ひよりも、持ち前の妹キャラを発揮し視聴者の注目を集めていた。特技として行った指スマ(親指を立てた数を当てるゲーム)では、先行後攻を決めるジャンケンで負けたにも関わらず、「じゃあ、私からでいいですか?」とマイペースにゲームを進行。しかし、負けそうになると「やだやだやだ」と嘆き、自分が有利になるとカメラに背中を向けて全力でガッツボーズするなど、憎めない自由さと可愛さで地味なゲームを大いに盛り上げていた。ラジオ『ゆうがたパラダイス』(NHK-FM)で小坂菜緒と渡邉美穂が濱岸のキャラを紹介した際に、渡邉は「(スタイルが)ホントに良い!でも一番赤ちゃんだよね」と解説。濱岸と同い年の小坂でさえ、「赤ちゃん。めちゃめちゃ子ども」、「何か甘やかしたくなっちゃう」とコメントしていた。欅坂46には表立った妹キャラがいなかっただけに、なおさら濱岸には大きな期待を寄せてしまう。


 『KEYABINGO!4』では1期生の柿崎芽実と2期生の渡邉美穂も名勝負を繰り広げた。柿崎は『欅って書けない?』(テレビ東京)で、漢字欅の守屋茜と腕相撲で熱い戦いを見せた過去がある。当時は柿崎の負けん気の強さが浮き彫りになっていたが、今回は追う立場から追われる立場に。一方、渡邉も柿崎に劣らぬ負けず嫌いキャラ。勝負は渡邉が勝利したものの、柿崎の悔しそうな様子を見る限り、今後も二人の勝負は続いていきそうだ。


 運動系の対決やモノボケ、個々の特技など、両番組で様々な企画に挑戦したけやき坂46メンバー。総合的に見ると1期生のレベルの高さが際立っており、自身にスポットが当たっていなくても抜群のリアクションをする加藤史帆や影山優佳の姿も印象的だった。ただ、2期生も持ち前のフレッシュさを発揮し、番組を盛り上げつつ、自分をアピールしようとする意思も強く感じられた。これからさらに潜在能力を発揮していくであろう2期生は、今後どのように成長していくのだろうか。(本 手)