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ザウバーF1がテクニカルディレクター、ザンダーの離脱を発表。当面は技術責任者不在に

2018年05月03日 09:41  AUTOSPORT web

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ザウバーF1のテクニカルディレクターを務めたヨルグ・ザンダー
アルファロメオ・ザウバーF1チームが、テクニカルディレクターを務めたヨルグ・ザンダーがチームを離脱することを発表した。
           

 2006年と2007年にザウバーで働いていた経験を持つザンダーは、アウディスポーツで技術部門責任者を務めた後、2017年からザウバーに復帰、テクニカルディレクターのポジションに就いていた。当時のザウバーは、2016年シーズン開幕直前にマーク・スミスが離脱して以来、テクニカルディレクター不在のまま戦っていた。
        
 今年4月には、アウディ・スポーツのヘッド・オブ・ビークル・エンジニアリング&エアロダイナミクスの役割を務めたヤン・モンショーが空力部門責任者としてザウバーに加入、ザンダー率いる技術チームで職務をスタートしたばかりだが、ザウバーは、技術部門変更として、ザンダーが直ちにチームを離脱することを2日に発表。彼のチームへの貢献に感謝し、新組織は追って発表するとして、それまでは各部門の責任者とプロジェクトリーダーが引き続き現在の職務に取り組み、CEO兼チーム代表のフレデリック・バスールの監督のもと、C37と2019年型マシンの開発に取り組んでいくということだ。