インディカー・シリーズは、30日にインディアナポリス・モータースピードウェイで行われたオープンテストで、開発中のウインドウスクリーン型保護デバイスのテスト走行を行った。
ドライバーの頭部を保護するデバイス“ハロ”の装着がF1では2018年シーズンより義務付けられ、インディカーでもコクピット保護デバイスの開発に取り組んでいる。
インディカーでは、“ハロ”ではなくウインドウスクリーン型の保護デバイスを検討。2月8日にフェニックスのISMレースウェイで初の走行テストを行い、今回が2度目の走行テストとなった。
前回はショートオーバルでのテストから約3カ月。今回のスーパースピードウェイでのテストドライバーを務めるのは、ランキングトップのジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)。
「魅力的だったね。オープンホイールカーとは全体的には違っていたよ。フロントガラスが目の前にあるのは慣れないけれど、試してみたら面白かった」
「とっても興味深かったのはバイザーを変更したことだね。スモークバイザーから透明なバイザーに変更した方が、視認性もありクリアーだった。バイザーの透明さや見え方などは少し改善できるんじゃないかな」
「機能させるのは簡単だったし、大きな問題はなかったよ。インディカーはいい仕事をしたと思うね」とコメント。
インディカーは、ウインドウスクリーンのさらなるテストを計画しているが、実装に関してのスケジュールは発表していない。