女子高生への強制わいせつ容疑で書類送検され、無期限謹慎処分となったTOKIO・山口達也さん。この事件を受け5月2日、城島茂さん、国分太一さん、松岡昌宏さん、長瀬智也さんの他メンバー4人が東京都内で記者会見を行った。
公式サイトでは山口さんの写真やプロフィール文が削除されていることが判明した。1日朝の段階では5人での写真が掲載されていることが確認できているが、2日朝には4人となっている。
山口、「TOKIOを辞めます」と城島リーダーに辞表提出
2日16時現在、TOKIO公式サイトを見ると山口さんだけが切り取られ、それに伴いトップページやアーティストページの画像レイアウトが変わっている。
この変更にツイッターでは、「脱退させる気だ」「え!?これは脱退なのか!?応急処置なのか!?」と騒然としていた。
この日の会見では、まずリーダーである城島さんが「山口達也が犯した事件に置きまして、被害に置かれた方、ご家族の皆様にTOKIOのメンバーとして心より深くお詫び申し上げます。本当に申し訳ございませんでした」と謝罪し、メンバー4人で深く頭を下げた。
25日に事件が報じられ、メンバー全員で話し合ったのが30日夜。本人から説明を受け、TOKIOの今後などについて5人で話し合った。その中で、山口さんの口から「TOKIOを辞めます」という言葉が出たという。
そのときの様子について城島さんは「(山口さんは)涙も枯れ果てて憔悴しきった様子」だったと語る。山口さんは土下座して謝罪をしてきたという。そして鞄の中から辞表を取り出し、城島さんに託した。
現在、この辞表は城島さんが預かっている。全員の話し合いでは今後の芸能活動、音楽活動、山口さんの処遇も含め「どうすべきか答えが出せなかった」という。
松岡「そんなTOKIOは一日も早く無くしたらいいと思う」
山口さんは4月26日に行った会見で「もし待ってくれている場所が、私の席がまだそこにあるのであれば、またTOKIOとしてやっていけたらなっていう」と発言した。これについて松岡さんは、
「山口の彼の甘ったれた意見はどこから生まれるものなのだろうと思いました。自分が崖っぷちではなく、崖の舌にオチていることを気づいていなかったと思う」
といい、この甘えの原因について「TOKIOに帰る場所がある、もしそういう気持ちが彼の中にあるのであれば、あくまで自分の意見ですが、そんなTOKIOは一日も早く無くしたらいいと思う」と言い放った。
他のメンバーも山口さんに厳しい目を向けてはいるが、デビューから23年間一緒に歩んできたメンバーに情がないわけではない。国分さんは
「ただ自分の心の片隅に、手を差し伸べてしまいそうになる。それはいけないんだと分かっていますが、毎日こういった感情が交互に現れます」
と心境を吐露した。また例え辞表を受理したとしても「山口を見捨てることはできません」といい、これから被害者や彼自身とどうやって向き合っていくのかを見続けなければいけないとコメントした。