トップへ

トランプ大統領、ポルノタレントに名誉棄損で訴えられる

2018年05月02日 10:42  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ストーミー・ダニエルズ「大統領を訴えたわ」(画像は『stormydaniels 2018年1月31日付Instagram「Almost time #jimmykimmel」』のスクリーンショット)
メラニア夫人という美人妻がいながら、ドナルド・トランプ大統領は好みのポルノタレント、ストーミー・ダニエルズに猛アプローチ。トランプ氏は彼女と性的関係を持つも、その後ストーミーは「(浮気について世間に明かそうとした際)ある男が近寄ってきたの。そしてこう言ったわ。『トランプのことはほうっておけ』『その話は忘れろ』って」「その男、私の娘を見てこう言ったの。『可愛い娘さんだな。もしお母さんに何かが起きたら、なんて可哀想なんだろう』ってね」と関係者らしき人物から脅迫まがいの口止めをされたことを明かしていたのだが…。

そのストーミー・ダニエルズが、このほどドナルド・トランプ大統領を名誉毀損で訴えた。その理由は、彼女との浮気を否定済みのトランプ大統領が数週間前にストーミーに関してツイートし、彼女の主張を「取り込み詐欺である」と痛烈に批判したからだ。

これを受け、ストーミーは激怒。彼女の弁護士は「トランプ氏を提訴しました」「私のクライアントにつき、無責任な名誉棄損発言をしたからです」とツイートし、強気の構えを見せている。

ちなみに2人の間で性的な関係があったとされるのは、2006年のこと。しかし後には上記のような脅しを見知らぬ人物に受けたといい、「情事などなかった」といった文章を含む声明も発表したが、その後ストーミーは「それは嘘」「それしか選択肢がないような気にさせられたせい」と釈明していた。

これに対し、世間からは「ポルノタレントが大統領を訴えるのはアメリカだけ」という呆れた人々の声、メラニア夫人の存在を知りつつ寝たのだから「どっちもどっち」という意見が噴出している。またトランプ氏側はストーミーに対して相当な危機感があったもようで、2016年に行われたアメリカ大統領選挙の1か月前にはトランプ氏の担当弁護士が彼女側と交渉、「(トランプ氏と性的関係を持ったことを口外せぬよう“口止め料”として)13万ドル(1440万円以上)を支払うとの合意に至っていた」と『The Wall Street Journal』が報じ話題となった。

一番気の毒なのは、正妻メラニア夫人、そして12歳の息子バロン君であることは言うまでもない。

画像は『stormydaniels 2018年1月31日付Instagram「Almost time #jimmykimmel」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)