トップへ

ワインスタインを女優アシュレイ・ジャッドが提訴「キャリアに傷をつけられた」

2018年05月01日 18:22  Techinsight Japan

Techinsight Japan

女優アシュレイ・ジャッド、ワインスタインに復讐の時!
昨年から“敏腕プロデューサー”として業界で散々もてはやされたハーヴェイ・ワインスタイン(66)に「酷いセクハラ被害を受けた」と多くの映画関係者達が告白。そのうちのひとり女優アシュレイ・ジャッド(50)が、「(性的)要求を拒否したことでキャリアを潰されそうになった」としてワインスタインを提訴した。

多くの人気女優に手を出したほか、美しい女優の卵や映画関係者には有名女優の名をちらつかせて性的関係を迫っていたとされるハーヴェイ・ワインスタイン。そんな彼の蛮行を何年ものあいだ伏せてきた被害者らが、彼の呆れたハレンチ行為を暴いた。そのうちのひとりアシュレイ・ジャッドがこのほど『ABC News』のインタビューに応じ、胸中をこのように明かした。

「(ワインスタインの要求を拒否したせいで)私はキャリアチャンスを失うはめになったのよ。そして(稼げるはずだった)お金も失った。仕事上の名声、ステータス、それにパワーを失ったの。性的に嫌なことをされ、それを拒絶したことを理由にね。」
「ワインスタインに中傷され、私への仕事のオファーは減ったわ。私のキャリアはダメージを受けた。彼を拒んだためにね。それは紛れもない事実なの。」

アシュレイはすでに、ロサンゼルスにて提訴済みとのこと。『ロード・オブ・ザ・リング』ピーター・ジャクソン監督も「ワインスタイン設立のミラマックスから連絡が入ったことがある」「ミラ・ソルヴィノとアシュレイは『ロード・オブ・ザ・リング』三部作に出演させないように」「悪夢のような女優達だ」などと通達されたことをメディアに明かして話題になったため、そちらについても争点となるもようだ。

またアシュレイはこの訴訟でお金が入った場合は、セクハラ撲滅運動「Time’s Up」による法的支援ファンドへの寄付を予定しているという。ワインスタイン側は「同意のない性行為」については否定しているが、彼が立場を利用しセクハラ行為を繰り返していたことを知る映画関係者は少なくない。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)