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SC導入時にクラッシュのグロージャン「うっかりスイッチに触ってしまった」/ハース F1アゼルバイジャンGP日曜

2018年05月01日 11:31  AUTOSPORT web

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2018年F1第4戦アゼルバイジャンGP ロマン・グロージャン
2018年F1第4戦アゼルバイジャンGP決勝で、ハースのケビン・マグヌッセンは13位、ロマン・グロージャンはSCラン中にクラッシュを喫しリタイアとなった。

■ハースF1チーム
ロマン・グロージャン 決勝=リタイア
 最悪だ。チームのみんなに謝りたい。最後尾からスタートして、あの時点で6位を走っていたのだから、素晴らしいレースになるはずだった。僕が順位を争っていた(セルジオ・)ペレスが、最終的にポディウムに上がるのを見るのは、チームの全員にとってひどく辛いことだった。

 途中までは文句なしだった。コンディションはトリッキーで風も強かった。クルマが左右に流されたり、急にハンドリングが変化したりしていた。(セーフティカーが入った後)タイヤを温めようと左右に大きくステアリングを切っていて、うっかりあるスイッチに触り、設定が2ポジションほど変わってしまったんだ。

 その結果、ブレーキバランスが後ろ寄りになっていて、軽くブレーキペダルに触れただけで、いきなりリヤがロックしてスピンした。

ケビン・マグヌッセン 決勝=13位
 誰が見ても分かるように、今は僕らの方に流れが来ていない。クルマにパフォーマンスがあるのは間違いないから、シーズンの残りのレースを楽しみにしている。僕らは競争力の高いクルマを手にしていて、スムーズな週末を過ごせさえすれば、コンスタントにポイントを獲得できるはずだ。

 このチームなら大丈夫だと信じている。シーズンの開幕からずっと厳しい戦いが続いてきたし、クルマにポテンシャルがあるのは分かっているだけに、一層悔しい思いをしてきた。だが、僕らはこの状況から立ち直るだろう。今回は全体としてタフな週末だった。