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シロトキン「2台のクルマに挟まれ、どうすることもできなかった」/ウイリアムズ F1アゼルバイジャンGP日曜

2018年05月01日 11:01  AUTOSPORT web

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2018年F1第4戦アゼルバイジャンGP セルゲイ・シロトキン
2018年F1第4戦アゼルバイジャンGP決勝で、ウイリアムズのセルゲイ・シロトキンはオープニングラップに接触し、リタイアを喫した。

■ウイリアムズ・マルティニ・レーシング
セルゲイ・シロトキン 決勝=リタイア
 スタートからしばらくの間の混乱はひどかった。ターン3へ向かう途中で、僕を真ん中にして両側から2台のクルマに挟まれ、その2台がじりじりと寄せてきた。

 ある時点で、このままではクラッシュは避けられないと思ってスロットルを緩め、接触は仕方がないにしても、ひどいダメージを受けずに済むことを祈ったが、もうどうすることもできなかった。接触と同時に、僕のクルマは大きく跳ねて、着地した時にフロントサスペンションとウイングが壊れた。

 まだ先は長いレースだったのに、チームのみんなに申し訳ないことをしたよ。でも、誰もがスタート直後にポジションを稼ぎたいのは理解できるし、それは重要なことだからね。ともあれ、ああいう状況に巻き込まれたのは残念だ。

 ターン3にクルマを停めたときの気持ちは、何とも言いがたいものだった。チームとしては今季最良の週末をすごしてきて、ポイントは確実に獲れると思っていたんだ。